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日本モンキーセンターとアクア・トトぎふの旅

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 生きてゐれば楽しいこと、辛いこと、悲しいこと、喜び、たくさんありますよね。
 楽しい日々が突然終はることもありますし、辛い日々からいきなり解放されることもある…。私の人生、報はれることはあるのでせうか。

 今回の記事ですが、その楽しいことの一端を書き残しました。最後までお付き合ひいただけたら幸甚です。

いはゆるゴールデンウイークに入りました。やつと長い休みとなつた玉川もお出かけします。旅の始まりは、東京駅。のぞみ111号に乗ります。さすがに車内は混んでますし、自由席はありません。
朝食はしらす弁当です。なかなか美味しく、新横浜駅に着く前に完食しました。それにしても、のぞみは速いですね。新横浜駅の次は名古屋駅です。名古屋駅では名鉄に乗り換へます。相変はらずの混雑ぶり、名駅は嫌ひです。
名鉄犬山線に乗りました。快速特急は速い!犬山遊園駅まで来ました。雨予報ですが、天気は曇りです。気温は高くTシャツで行動します。駅を降りて、二十分ほど歩きます。
日本モンキーパークの入り口に来ました。しかし、係員によると、ここからは目当てのモンキーセンターには行けないとのこと。仕方なく、さらに歩くことにしました。
やうやく、目的地である日本モンキーセンターに来ました。お猿さんの鳴き声がこの辺りまで聞こえてきます。ワクワク。
中に入ると、たくさんのお猿さんが。この二頭はアヌビスヒヒといつて、アフリカのサバンナのあたりに生息してゐるさうです。「よく来たね」といふ顔はしてませんかね…😅
続いてブラッザクエノン。アフリカ中央部に住んでゐます。森の長老みたいな顔をしてゐます。人生の進路を教へてくれさうですが、人語を解してはゐませんでした。
バーバリーマカク。檻にしがみついてる姿が印象的です。遠くを見て、彼は何を考へてゐるのでせう。遠く故郷である地の果てアフリカ西北端に思ひを馳せてゐるのでせうか。彼らから見たら、「ここが地の果て愛知県…」ですね。この後、チンパンジーや夜行性の猿、さらにゴリラを見ました。
そして、今回の目的の一つ、ワオキツネザルを近くで見ることができるWAOランドに来ました。サア、ランドの中に入つてみませう。
漢字で書くと、輪尾狐猿。その名のとほり、尾に輪が描かれてゐます。お猿さんぽくないですよね。
スコ座りをしてます。おつさんみたい…
木に登る姿はまさにお猿さん。何かを狙つてゐるやうな目をしてますね。
その後、ヤクシマザルのゐるモンキーバレーへ。高いところでグータラする姿に笑つてしまひました。しばらく歩き回り、思ふ存分に楽しみました。
モンキーセンターを後にして、しばらく歩いて犬山駅へ行きました。ここから名鉄を乗り継いで次の目的地へ向かひます。新那加駅で降り、タクシーを呼びました。しばらく走ると…目的地、アクア・トトぎふに着きました。
まづは、アルダブラゾウガメくんがお出迎へしてくれました。他のお客さんから、草をもらつて嬉しさう。つぶらな瞳がとても可愛いです。
最初はヤマトイワナくん。長良川の源流から下流へと降つて行く展示はとても楽しく、興味深いものです。
ヤマトヒキガエルくん。目が可愛い。
この滝壺の下には、アマゴくんが泳いでゐます。
オホサンセウウヲくん。彼の住む環境もさうですが、魚が住みやすい川、そして海であつてほしいものです。可愛く思ふと同時になんだか泣きさうになりました。そして、希少種となつてしまつた魚を見た時、思はず涙がこぼれました。
メコン川の展示では、メコンオオナマズの姿を見て吃驚しました。
そして、アマゾン川には世界最大の淡水魚ピラルクが。ほんたうに大きいです。わが国のみならず、世界中の海、川、山が生き物にとつて住みやすい環境であつてほしい、さう願ひました。
水族館を楽しんだ後は、館内にあつた食堂でヨコイのあんかけスパゲッティをいただきました。あんかけスパゲッティの元祖で知られてゐます。
念願のアクア・トトぎふ、来てよかつたです。日本モンキーセンターもさうですが、維持するために日夜働いてゐる人たちの苦労を偲びました。ほんたうにありがたうございます。
バスで新那加駅に帰り、再び名鉄に乗ります。新鵜沼駅で高山本線に乗り換へ、本日の宿を目指します。かなたの夕陽が美しく、列車を待つ間、しばらく眺めてゐました。

 最後までお読みいただき、ありがたうございました。

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