バンコク旅行⑧ カオサン通りを「暮らす人」のように歩く
青春時代をヴィレッジヴァンガードで過ごした私たち世代にとって、バンコクといえばバックパッカーの聖地「カオサン通り」を思い浮かべる人も多いだろう。
安宿に泊まり、屋台で食事をとり、少し危険な香りのする混沌とした街を楽しむ・・・というイメージがあったが、現代のカオサン通りは普通の観光客向けに結構綺麗に整っている印象だった。
前回までの、花市場の様子はこちらから。
通りの入り口付近でフルーツジュースを飲む。
アジアに行くと、こういう小さなペットボトルのようなフルーツジュースをよく売っていて見つけるたびに買っている。
サイズ感も小さめで、グビッと飲んで終わり、それくらいの感覚がちょうどいい。
アジアの屋台ではフルーツはあたるかもしれないから気をつけなよ・・・(カットする包丁や手が汚れてたりする)と、よく言われるけれど、蓋もきちんとしまっているしなんとなく安全そう・・・と思っていたら・・・
よくよくみると、その場でフルーツを絞っているような動作をしているお店の人がいた。
なんと、これ、もともとどこか(衛生的な工場とか)で詰められたジュースではなく、お店ごとにその場でフルーツ切って絞って詰めていたのか・・・?
はっきりは分からないけれど、とりあえず私は炎天下のフルーツジュースでお腹を壊したことはないし、今回も無事だった。まあ良しとしよう。またどこかへ行ったら多分買う。
ぐるぐる回って、ランチをする場所を探す。
安い屋台みたいなところも多いし、しっかりとしたレストランもある。
なるべく安くて美味しそうで、かつお腹を壊さないようなレベルのお店を・・・じっくり吟味。今までの経験上、高いからといって美味しいわけではないし、どちらかというと活気があるお客さんが入っている店がいい気がしている。実際はどうなのかわかんないけど。
手頃で、ちょっと薄暗くて、雰囲気のあるお店を見つけた。
タイ料理といえば!のパッタイを注文。
米麺の焼きそばみたいなもので、辛くないので私でも食べられる。美味しい!
エビがたっぷり。
続いて、これまたタイ料理といえば!の、トムヤムスープ。
辛さ控えめで、と頼んだ割に、めっちゃくちゃ辛い〜〜〜〜!
ちなみに、この店、辛い料理作るときに唐辛子を相当入れているようで(他のお店もそうかもだけど)、ジャーーーッと炒めた瞬間に客席まで唐辛子成分が舞いまくって、全員がゴホゴホ咳して目がしょぼしょぼになる。笑
外までオープンなので、道ゆく人も咳き込んでいる。しかも、作ってる本人も咳き込んでいる。なんていうか、それ、毎日やってるのかと思うとどんな肺してるん・・・と思うけど、大丈夫なんだろうな。すごい。
雰囲気のある町並みを楽しんで、カオサン通りを後にする。
至る所にある、根っこのすごい木々。
夫は木を見つけるたびに写真を撮っていた。
そんなに撮ってどうするの、というくらい。(気持ちはわかる)
カオサン通りからてくてく歩いて行くと、めちゃくちゃ素敵な本屋さんが現れた。PASSPORT BOOK SHOP。
世界中からセレクトされた本が置かれていて、小さいお店ながらお客さんが絶えず来ていた。
タイ語と日本語で書かれた日本の本、東京と白川郷(岐阜!)の本を購入。
イラストがとても素敵な本。
そのあともテクテク歩き続ける。
そしておしゃれなカフェを発見。Dialogue Coffee and Gallery。
なんとセミフレッドのチーズケーキ!
めちゃ美味しい・・・ゆったりできた。
暑すぎるので、旅行中は何度もいろんなカフェに行った。
旅先のカフェはとても楽しい。
ちょっとお茶するだけでホッとする。
Grabでまた街中まで戻る。
川の向こうには立派な寺院(もう名前忘れた・・・)
クルーズ船もあったりしたけど、岸から眺めるだけでも楽しい。
観光エリアのため、たくさんの屋台が出ている。
美味しそうだけど、お腹いっぱい・・・。
(夫はあくまでも、屋台では食べないと決めているようだ)
異国の、街中の何気ない風景が好きだ。
美しい寺院から、雑多な路地裏まで。
ネコはどこにでもいるし(嬉しい)、お供えの飾りも至る所にある。
花は咲き乱れていて、青い空とのコントラストが美しい。
いいなあ〜。
やっぱり街を散歩するのが一番好きだ。
いかにも観光地!という場所ではなく、暮らす人たちの雰囲気が覗き見れる場所。
そんなこんなで、バンコク旅行も終盤に。
次で完結。
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