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夫の作る「固定観念にとらわれない」料理が楽しい。 #コージ飯 2020/01


夫が料理をしだした。

2月にお店をやめる→時間ができるがお金がなくなる→自炊ちゃんとしよう、ということで、久しぶりに包丁を手に取っている。

夫の料理は、常識にとらわれず、時にアバンギャルドに、時に素っ気なく攻めてくる。


何年も料理をしてきて、かつ、食べるのが大好きでいろんな料理に挑戦して工夫したい私。

今まで決まったものしか作ったことはなく、毎日同じものでも味が薄かろうが濃かろうがあまり気にならない、食にそこまで興味のない夫。


そんな夫が作る料理は「新しい感覚」で楽しい。

自分は固定観念の塊だなあと気づく。




雑煮は「餅、小松菜、かまぼこ」が入っているもの、なんて誰が決めたのだろう。

餅が入っている汁は、「雑煮」と呼んで良いのかもしれない。

自分の固定観念の強さを知らしめられた一品。

美味しい。



昼食である。

誰が「ハムと目玉焼きは朝食」と決めたのか。

これは昼食である。

パンが乗っていそうなところに餅。

しかも「お餅が餃子に見えるところが残念」とのコメントだけど、いやいや、そこじゃない。

美味しい。




塩昆布が〇〇に見えないかな?写真大丈夫かな?」と、Twitter掲載を相談された一品。

美味しい。



個人的に手袋をしているのがツボ。

夫はいつもゴム手袋をすぐしようとする、手も心も繊細な人。

美味しい。




包丁にも大して慣れてないのに里芋を向くなんて高度すぎるかな・・・と思ったが、やりました!彼は成功しました!

カリフラワーとブロッコリーを一生間違え続けそうな夫。なにこれ、どうなってるの?!と付け根を興味深く観察。

豚汁は一見薄味だったが、全部食べ切る頃にはちょうど良い気がしたので、最初の一口で味を決めるか、最後の余韻で完成形とするか、奥が深いなと思った。学びがある。

美味しい。



今までの料理は私が横で様子を見たり、質問があったら答えられる状況であったが、今回は正真正銘一人で作って一人で食べたらしい。

これぞ、私の求めている「私には思いつかない料理」である。楽しい。

まず、そのまま食べれるサラダチキンをさらに調理しようという発想と、やる気に拍手👏

私が「チキンピカタ」をかつて作っていたのを覚えていたのでは?という推察。

いい加減餅ではなくご飯を炊いたらいいのでは?と思ったけど、我が家には今米がない。そう、餅ばっかり食べてるな、この家は、とお思いの方、正解です。米がない。

でも美味しい。


1月のまとめとしては、

・お雑煮に明宝ハムを入れる、市販のサラダチキンをさらに卵とじにするなど、常識にとらわれないお料理を展開。

・昼食でも夕食でも「目玉焼きとハムとサラダ」みたいな朝食系料理を作ってしまう。

・米がなくて餅ばかり食べている。(あるものを利用する)

など、料理の新人でありながら固定観念にとらわれず工夫が見られ、これからを期待させる(?)ような内容であった。



そんな感じで楽しい毎日。

これからも #コージ飯  を楽しみに暮らそう。


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オゼキカナコ
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