学習する組織 システム思考で未来を創造する・・・の感想
学習する組織 システム思考で未来を創造する
著者 ピーターMセンゲは、
マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院上級講師、組織学習協会(SoL)創設者。
旧来の段階的なマネージメント・パラダイムの限界を指摘し、自律的で柔軟に変化しつづける「学習する組織」の理論を提唱。
20世紀のビジネス戦略に最も大きな影響を与えた1人と評される。
その活動は理論構築のみのとどまらず、ビジネス・教育・医療・政府の世界中のリーダーたちとさまざまな分野で協同し、学習コミュニティーづくりを通じて組織。世界の課題解決に取り組んでいる。
学習する組織とは?
企業において、経営者だけが戦略を練るために学び社員に指示を出す
管理型から自主的に学ぶ風土を持った組織づくりが不可欠。
あなたの組織は学習障害を抱えてないか?
7つの学習障害
①私の仕事は〇〇だから
②悪いのはあちら
③先制攻撃の妄想
④出来事への執着
⑤ゆでガエルの
⑥経験から学ぶという妄想
⑦経営陣の神話
学習障害は優秀で熱心な人が最善の努力をしても、結果はますます悪くなる。
まずは学習障害を認識は大切!
5つのディシプリン
①自己マスタリー
継続的に私たちの個人のビジョンを明確にし、それを深めること、エネルギーを集中させること。忍耐力を身に着けること。現実を客観視すること。
②メンタルモデル
私たちがどのように世界を理解し、どのように行動するかに影響を及ぼす。深くしみ込んだ前提、一般概念、創造やイメージ。
③共有ビジョン
リーダーシップの分野で何千年にもわたって組織に刺激を与え続ける考えがあるとしたら、それは私たちが創り出そうする未来の共通像である。
④チーム学習
チーム単位の相互学習や情報共有。組織全来の知識と能力の向上、より創造的な解決策を導き出す。
⑤システム思考
パターン全体を明らかにして、それを効果的に変える方法を変えるための概念的枠組み。
と、日本でもこれらを学んでいる企業と、いまだ旧来のままの公的機関や学校などの組織と、日本国内においても開きがでてきていると感じた。