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面接では、ガクチカよりも家族話が聞きたい

こんにちは、kanakenです。

■冒頭

本日のテーマはこちら。
「面接では、ガクチカよりも家族話が聞きたい」

ESや面接での定番のくだり。

「私は学生時代、●●に力を入れて頑張りました。具体的には・・。」

相手の企業や面接官は、ほとんどの場合は初接触です。まずは何らかの話を伝えなければ、自分の魅力は何も伝わりません。

・今日の面接官はいったい何を聞いてくるだろうか?
・想定外の質問がきた場合、何を答えたらいいだろうか?
・あの時の質問は、あの回答で本当に良かっただろうか?

ESならまだしも、面接という場は、ほとんどの方にとっては"非日常"ですから、いくら冷静に考えようと思っても、緊張や焦りが生じてしまい、頭の中が真っ白になってしまう方も多いのではないでしょうか。

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■緊張して焦ったらどうしたらいいか

企業側は、当然"ES慣れ・面接慣れ"をしていますから、学生の皆さんのほうが慣れないのは当然です。

"面接する側(面接官)"と"面接される側(学生)"は対等だと頭では思っていても、学生の皆さんからすると、そうとは到底思えないでしょう。

上記のように思ってしまう学生の皆さんに助言があります。

それは「急がば回れ(昔に戻れ)」です。

何らか話をしなければいけない場面があったとすると、どうしても記憶がはっきりしている、"学生時代を中心とした自己PRやガクチカ"が中心になってしまうかもしれません。
 
しかし、以前のnoteの「ガクチカ・自己PRで何を見てるのか?」でも触れました。


新卒採用では、直接的にその人の“スキル”や”能力”だけを見ているわけではなく、"基礎(土台)"となる「個性、性格、価値観、判断基準、ポリシー、拘り」も見ています。


■どこまで昔に戻ればいいか?

基礎(土台)を見させてもらう上で、私が面接で聞いているのが”家族エピソード”です。

・父親や母親の姿、もしくは身近だった親戚や知人を一社会人として見てきた中、今後は自分自身が社会人になろうとしている中でどのように思っているか?
・(兄弟姉妹がいる場合)小さい頃に培ってきた家族内での人間関係や信頼関係は、今の友人知人関係にどのように影響しているか?
・家族や親戚、古くからの友人知人に対してのリスペクトの気持ちはあるか?
・今後、社会人になるにあたって、その方々にどのように恩返しをしていきたいか?

このような問いかけをし、その人の根底にある”家族愛(家族観)”からその人の価値観を理解させてもらいます。(なお、家族話はプライバシーの側面もありますので、相手が開示を望まないケースでは必要以上には伺いません。)
 
皆さんがこれから選択しようとする企業や仕事は、人生にとっての"1つの手段"に過ぎません。手段ではなく"目的"に立ち返るならば、それは仕事だけではなく、プライベートも含めた人生そのもの

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■自分自身の人生を豊かなものにしたい

人生を豊かにしたい気持ちは、万国共通だと思います。

・カッコよい自己PRやガクチカがない。
・行きたい業界や職種が決まっていない。
・キャリアプランが明確でない。

別にいいじゃないですか。

・ご自身の原点、揺るがない心の拠り所は何か。
・自分は誰に一番の感謝の気持ちを持ち、誰のために働きたいのか。

それが家族であって、直接的に仕事に通じていなくても別に構いません。

「よっしゃ!社会に出て、これから一生懸命に働くぞ!!」

この気持ちを存分に聞かせてくれれば、別にエピソードは家族話でもいいんです。 

1つの参考になればと思います。

1人でも多くの方が、笑顔で働くことを楽しめる世の中を創っていくべく、発信してまいります!!サポートよろしくお願いいたします。