生活保護受給者=怠け者
ケースワーカーさんからは「生活保護を受給しながらのんびりとしている場合じゃない」と言われる。
至極当たり前であるし、その通りだと思う。
だから色んな仕事場を調べて面接の約束を取り付けて、書類も同時に送った。
そんな私に言ったのだ。
多分、「私=生活保護受給者=怠け者」と脳内では作られているんだと思う。
先日、このケースワーカーさんから別の人の話を聞いた。
「生活保護を受けながら、アルバイト、日雇いで働いている人もいるの。そうしてダラダラと過ごし……『ダラダラ』はちょっと言い過ぎかもしれないけど……」と思わず言葉に出るほど怠け者と思ってるんだろうなと感じた。
もちろん、私はその受給者の方は知らないし、本当は色々と大変な思いをしているかもしれないし、アルバイトや日雇いと言っても様々なところから仕事を受注して毎日あくせく働いているかもしれないし、フリーターとして自身のスキルを発揮しているのかもしれない。そして逆に、本当の意味でダラダラしているのかもしれない。
本当に受給者のことを下に見てる発言だなと呆れてしまった。
まあでも、私もそう見えるような行動をしているのかもしれない。
そもそもが私はゆっくりとのんびりした性格で、その性格に合わせるように物事は一個ずつ着実にしたい方だ。一個一個の仕事場に出向くわけだから、一個一個確実に完璧な状態で臨みたい。
ただそうなると、就活をする面では不採用になった場合、また0から始めないといけない。これを繰り返すわけだ。なかなか進まない。
一般的にはA企業に面接へ行き、B企業へ書類を渡して、C企業へ面接の約束を連絡待ちと複数の企業へ同時に行うのだろうが、私の脳内ではパンクしてしまう。
どの企業にどのようなPRが適切か、何が不要で何が必要かがこんがらがる。そういうことで穴があると、やっぱりどの企業でも不採用になる確率が高くなる。
私は頭も良くないし、スキルもない。脳内をパンクさせて面接に臨むのは私にとっては適切ではないのだ。
一個一個着実に……。
とやっていると、冒頭の怠け者でしょ発言を言われた。
人から見るとのんびりしている。遅い。危機感がないと言われるのだろうが、それって必要なのか?
やはり、人と会うというのであれば、私は丁寧に準備をした上で会いたい。
また、怠け者と思われる原因は多分もう一つあって……。
最近は仕事をしたくないから生活保護を受給する。という人がいるらしい。
そういう人は若者に多く、その一部に見られることも無くは無い。
気持ちはわかるが、あまりお勧めしない。
私はケースワーカーさんの愚痴をnoteに書き留めているが、仕事以外でのストレス(しかもプライベートに突っかかってくる)を抱え込むため、家に帰るたびにイライラするのはいかがなものかと。
余程お金がなくて死ぬしか道がない。という人でないとお勧めしません。
ですが、強く否定しているわけではなく、パワハラやセクハラで仕事したくない、ストレスが溜まって精神的に参っている人は一旦長い休暇を取る。という意味でも受給しておくべきだと思います。その間、散歩に行くなり趣味に没頭するなり、たくさんエネルギーを蓄えて、また仕事を探せばいいんです。それこそアルバイトや日雇いから始めて良いと思います。
日本人は特に心のリセットが必要だと思います。
(高騰や円安の今のうちに生活保護受給できて、ある意味良かったなと思ってるのは正直なところです)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?