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「フツウ」な自分に初めて出会わせてくれたPOOLO LIFE【卒業生インタビュー】

旅好きな大人に向けた「あたらしい旅の学校・POOLO」は旅という切り口で様々なことを学ぶオンラインスクール。

全4コースある中でも、POOLO LIFEは仲間とともに、納得感のある自己ビジョンやライフデザインの指針を発見する8か月間のコースです。対話することや仲間との共創を大切にし、自己理解の促進や多様性のある価値観との出会いを促進します。

今回はPOOLO LIFE6期中に表情が明るくなった、変わったね、と特に言われているらんぼーさんにインタビューしました。

幼少期の経験から自分は人と違うんだ。生きることは所詮死ぬまでの延長戦と話していたらんぼーさんですが、POOLOを通して仲間に出会い、人生が楽しくなったそう。
そんな彼のPOOLOに入るきっかけ、活動期間中のエピソードを中心にお話を伺いました。

■逃げてきた青春を取り戻したくてPOOLOに参加

ーーさっそくですが、POOLO LIFEに入ったきっかけはなんですか?
Instagramの広告を見て、旅と仲間のキーワードに惹かれたのがきっかけです。
自分は小さいころに病気になったので幼少期に思ったように友達と遊べず、「自分は他の人とは違うんだ」といった思いを抱えたまま育ちました。

そして高校生まで親が厳しかったこともあり勉強漬けの日々。友達もあまり出来ずどうせ自分は人と違うから、と思っていました。

大学生になってからも周りの学生と話題が合わず、「正しい」遊び方も分からず勉強に逃げていました。
小さいころから英語に興味があったので、一応英語サークルに入ってそれなりにどこか出かけたり旅行にも行ったのですが、深いつながりの仲間はできませんでした。

ーー社会人になると、状況は変わりましたか?
社会人になってからは大学時代に出来なかったことを取り返そうと旅行に行ったり会社の人と出かけ、必死で普通の人になろうとしました。でも、心を許せる人はできなかったんです。

一人旅で行ったフェリーにて

そんな時にPOOLO LIFEの広告を見て「これだ!」と直感的に思い個別相談会に申し込みました。慎重な性格なのでPOOLOのことは調べ上げましたし、個別相談会でもたくさん質問しました。

相談会後、たまたま説明してくれた方が東京に来るタイミングがあったので実際に会ってみたんです。

その方とは初対面なのに自分がこれまで生きてきた境遇や悩んでいることを自然と話してしまう安心感がありました。
その時にこのコミュニティなら大丈夫かもしれない、と思い参加を決めました。

■旅好きで、エネルギッシュで、ちょっとおせっかいな、ずっと求めていた「仲間」との出会い

ーーPOOLO LIFEに実際に入ってみてどうでしたか?
まず、自己紹介で同期の人たちの経歴を見て圧倒されました。でも、これが仲間を作るラストチャンスだと思っていたので、みんなに覚えてもらえるように、変わったあだ名を自分につけたり、恥ずかしながらも講義やSlack内で積極的に発言したり、真ん中に入ろうと取り組んでいたと思います。

そんな努力も報われ、段々と同期のみんなが自分のことを認識してくれて、色んな行事に誘ってもらえたり旅にも行くようになりました。

POOLOの人って基本的にみんなびっくりするぐらいフットワークが軽くて、好奇心旺盛で、温かい人ばかりなんですよ。

「これやりたい」と発言したら、誰かがいいねと賛同してくれて、実現することが多かったと思います。チャレンジするハードルが下がり、やりたいことがどんどん増えていったのはこれまでにない不思議な感覚でした。

ーーPOOLO期間中はたくさんのイベントや旅に参加されたんですね。その中でも特に印象的だった旅はありますか?
数え切れないほどの旅やイベントに参加してきたので1つに絞るのは難しいですが、参加して3か月目に行った北海道、弟子屈への旅行は特によく覚えています。

北海道在住の同期、ゆーすけとは初期のほうで1on1をし、話が合ったので会いたいと思っていました。当時そんなにサウナに興味はなかったのですが、ゆーすけが北海道、弟子屈でサウナを運営しているらしいと聞いて他のPOOLO生も誘ってもらい、思い切って会いに行くことにしました。

旅行中、自分は人のために何かしなくてはと焦ってたあまり、口癖のようにごめんねと謝っていたんです。そうしたら、「なんで悪くもないのに謝るの?悪いことしてないのに次らんぼーがごめんって言ったら私は怒るから。」と言われたんです。コミュニケーションの潤滑油だと思っていたことが、かえって相手への負担になっていたとは思いもせずハッとしました。

弟子屈の大自然に囲まれて過ごす中で、ありのままでいることの心地よさを感じ、自分は何もしなくても許されるんだと思えました。自分には深いつながりの関係性がない、というコンプレックスのような思いから開放されるような感覚だったかな。この4人最高じゃん、仲間っていいなという思いを噛みしめました。

最高の仲間

ーーPOOLOでは自分を包み込んでくれるような人と出会えたんですね。
はい、あとはすなぎもとの出会いも大きかったです。すなぎもはあだ名で、第1タームで同じチームだったメンバーなんですけどね。
彼とこんなことがあったから劇的に信頼できるようになった、というようなステキなエピソードはないんですが。

左がらんぼーさん、右がすなぎもさん

彼にこんなことで悩んでるんだよねって話すと、「じゃあ電話しようか」と言って3時間くらい相談に乗ってくれたり、POOLOの期間を通してずっと支えてくれました。

彼はいつもニュートラルな視点を持っていて、何か話したときに一般論やいわゆる常識を押し付けてこないし、それでも自分はこう思うかなとさりげなく伝えてくれる良いやつなんです。

彼に出会えただけでもPOOLOに入った価値があると本気で思うし、POOLOに入るか迷ってる人がいるならすなぎもと話をしてみてほしいと思うくらい、魅力的な人です。ずっと求めていた、親友と呼べる存在が出来ました。

■笑顔が増えたのはPOOLOのおかげ

卒業旅行の伊東にて

ーーPOOLO LIFEを通してたくさんの思い出や仲間が出来たと思いますが、終了後の変化はありましたか?
POOLOの同期生からは前よりも笑顔が増えたと言われるようになりました。自分ではそんなに分からないのですが、いろいろな人からそう言われたので、きっとそうなんだと思います。

自分としては、何かにチャレンジするハードルが格段に低くなったと思っています。POOLOではこれやらない?と提案すると必ず誰かがいいねと行ってくれる環境だったので、一人では勇気が出なくても誰かとやれたりとか、あの子なら一緒にやってくれるかもと思う機会が何度もありました。

ーー卒業後も一緒にでかけたり、旅をしたり出来そうですね。
そうなんです。4月には高知に20人で行き、5月には弟子屈に行ったメンバーで石川県に行きました。全国にPOOLO生がいるので、旅先で合流して地元を案内してもらう旅の楽しみ方を知りました。

卒業後の高知旅にて

夏休みには、POOLO期間中にロンドンに移住した同期に会いにロンドンまで行ってきます。1人で会いに行く予定だったのですが、声を掛けたらあと数名集まりそうなのでもしかしたらロンドンでもPOOLOプチ飲み会をするかもしれません(笑)。

自分のことが前よりも肯定できるようになって、これまでよりも活動的に動けていると思います。会いたい人に会いに行く旅ってこれまでしたことがないんですけど、こんなに楽しいんだって気づいちゃいました。

自分の変化にもビックリしますが、この旅のスタイルに出会えるとは思ってもみなかったです。POOLO生は世界中、日本中にいるのでこれからもその人たちに会いに行く旅をしたいですね。

■やっと「人並の」スタート地点に立てた

ーーPOOLOLIFEでは、ともに挑戦したり語り合ったりする仲間を得たらんぼーさんですが、今後の目標はありますか?
POOLOに入って仲間も出来て、色々なことにチャレンジするハードルは下がったものの、将来のビジョンとか、明確なやりたいことはまだありません。POOLOの活動を通して自分が大切にしている価値観等が分かったので、ようやく人並のスタート地点に立ち、次にどうするか、がいまの課題です。

これまではそこにたどり着けていなかったので、自分としては大きな成果です。
英語の勉強、ジムで筋肉をつける、もっと旅行に行く、とか小さなやりたいことはたくさんあるんですよ。

ちょっと背伸びして言うと、革ジャンを着こなせる人になりたいって思ってます。
革ジャンって自分に自信がないと着こなせないと思うんですよ。だから、小さな成功体験を積み重ねることで「自分かっこいいじゃん」と思える瞬間を増やし、自分をもっと肯定して動けるようになりたいです。

ーーらんぼーさんの今後の活躍を期待しています。最後にPOOLO参加を迷っている方にメッセージはありますか?

旅先でらんぼーさんの誕生日会をした日

POOLOを通してずっと欲しかった深いつながりの仲間と出会え、色々なことに挑戦出来て、人生が楽しくなりました。コミュニティは人ありきなので、必ずいい経験ができますよ、と断言は正直出来ません。でも、自分から積極的に動けば支えてくれるコミュニティマネージャーの方がいるし、きっといい経験になると思います。

POOLO生は旅好きでちょっと変わっているからこそ、色々な生き方や考え方を受け入れてくれる人たちが多いです。期を超えた交流もあり、上の代の方もそんな感じなのできっとみなさんの代も大丈夫だと思います(笑)ぜひPOOLOで実践的に色々なことを体験してみてください。

■編集後記

らんぼーさんとはPOOLOLIFE6期の同期のため、コースが始まったばかりの頃から卒業までの8か月間にわたって明るくなっていく様子を見てきました。最初は自分なんて、とよく話していた彼がPOOLOを通して様々なイベントに参加し、時には企画者となり動く中で変わっていく姿はとても印象的でした。

POOLOで出会った無邪気でエネルギッシュな仲間とともにらんぼーさんがどう生きていくのか、楽しみにしています。




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