母、感涙

昨日は、娘二人(中1と中2)が所属する
吹奏楽部のコンクールの日でした。
(新人戦)

仕事は休みをもらい。
引っ越したので、電車で行ってみよう
かなーと色々考えていると、
「學校まで迎えに来てくれる幸せが
欲しい」
と、長女に言われて、車で向かい、
まちなかまでシャトルバスで移動する
ことにしました。

天氣が素晴らしく良くて、運動も兼ねて
金沢駅から市役所あたりまで、徒歩で
向かいました。2kmくらいかな？
朝から何も食べてなかったこと、そして
『大盛りでもいいかも』
というネットの書き込みを見ていて、
ランチは、念願だったお店で、大盛りを
頼んだけど、ちょうどいい量でした☆
おまけに、大好きなエビと、のと椎茸の
カレーということで、テンションアップ！
詳細は、こちらのInstagramを見てください。

そのあと、コンクールの会場入り。

今回長女は、フルートよりも小さくて
難しくて、高音の出る楽器、ピッコロを
担当します。コンクールでは、課題曲の
マーチと、自由曲の2曲を演奏します。
自由曲で、ピッコロでありながら、
「フルートのソリに加わって」
との指令…
二つの楽器を、短時間で持ち代えて演奏
するという、難題を課せられていたの
でした。

それは、長女は何度も、直前まで、
「ムリです。出来ないです。やりたく
ありません。」
と言っていたこと。
通常は、楽譜の中で、持ち代えを指示
されている曲であれば、持ち代える
タイミングもあり、問題はないのです
が、今回は、緊急的に、助っ人的に
ピッコロからフルートを演奏しなければ
いけなくなってしまったため、ハードル
が高い難題だったのです(^_^;)

でも…
長女は、見事に、それをやり遂げました。
今書いていて思い出しても涙が出て
きますが、しっかりと、その難題を
クリアして、素晴らしい低音を響かせて
いました。
私の楽器で…。
(私の中学時代の楽器を引き継いでくれた)

また、つい長女のことばかり書いてしまい
ましたが、次女も、1年生ながら、がんば
っていました。次女もまた、本来は、
クラリネット担当なのですが、
バスクラリネットという、クラリネット
よりも大きくて、肺活量も必要で、伴奏
メインの重要なパートに抜擢され、
「音が出ない(T_T)…」
と、苦戦している事は聞いていたので、
一生懸命演奏している姿に感動しました。

思わず泣いてしまって、後半の演奏は
耳から聴くだけになってしまい、
「トランペットのソロ見た？」
と聞かれても、どの部分か分からなかった
ほど(^_^;)
今度、中學校で、演奏の御披露目会が
あるらしいので、そのときはしっかり
見ようと思います(^_^;)

そのあとは、バス時間まで
空を見上げながら駅で日向ぼっこ
したりと、『なんて最高の日だ…』
と、ぼーっとすることも出来ました。

車に戻り、迎えの時間まで書店で
過ごすことにしました。
『ちょっと遅れた！』
となってしまい、急いで向かいました。
途中、公衆電話からの着信があった
けど、運転中で出れなくて、學校に
少し遅れて到着すると、玄関が閉まって
いて、人がいません。
遅かった…
と思い、家へ。
元旦那さんが帰宅していて、離れて様子
を見ました(苦笑)
娘二人が徒歩で帰ってくるところを
捕まえようと思っていました。
LINEも入れました。
反応がありません。
嫌な想像を一瞬してしまいました。
『迎えに来るはずがいなくて、ショック
で無視されてるんじゃないか。約束守れ
なくて、もう会わせてもらえないんじゃ
ないか…』など。
でも、信じました。
『この事はいいことに繋がる！』
と、何度も唱えました。
しばらくしてまた、公衆電話から
着信が。
「今終わった。さっき、終礼の前に電話
したの。」
という連絡でした。
ほっとして、すぐに迎えに行きました。
「見てた？聞いてた？なんと、銀賞
だったよ！がんばったよ！キャー(*＞∇＜)」
と、大興奮の長女。
前回、銅賞で、最下位。今回は、25校中
16位だったということで、前回それを
長女の学年のせいだと、先輩に言われたり
していたので(^_^;)、
「見たか先輩！！」
と、喜びも半端ない感じで、良かったなぁ
と、思いました(*^^*)

長女は、がんばったご褒美に、アイスが
食べたいと言いましたが、
「もっといいとこ行こう」
と言って、和菓子屋に連れて行きました。
前から、いちご大福を食べたいと言っていた
のです。店の前には『みかん大福』の
のぼり旗があり、長女はとても嬉し
そう♪
店に入ると、いちご大福もみかん大福も
売り切れているようで、どこにも見当たり
ません。
でも…
「予約していたものですが」
と私が言うと、
「よやくぅ~？？( ☆∀☆)」
と、目をキラキラさせて喜ぶ長女。
そして、欲しいものを選ばせてあげました。
次女も、食べたいものを遠慮なく言って
くれたので、買ってあげました。

家の近くで車の後部座席でシェアしながら
和菓子を美味しく美味しく頂き、
「じゃあ、そろそろ帰るね。愛してる~」
と、大満足して、大喜びで家に走って帰って
行きました。

最初はどうなることかと思ったけど、
最高の１日となりました(*^^*)