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#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅 旅行記 富山編(33/54:幸福論)


はじめに

どうも。毎日にじさんじ甲子園を追いかけていてそれなりに忙しいはおーです。
まさか今年はグッズまで……。

今回は1月21日(土)、富山グラウジーズ観戦旅行記となります。
北陸2回目、そして全3チームを制覇するための土日、その1日目という事になりますね。
試合は勿論、グルメやら買い物やらで1日富山を満喫したはおーの姿をご覧ください。

旅の記録・富山編

ところで老舗のボーダーラインってどこにあるんだ

写真は夕方に撮影したもの

深夜バスで7時間強。富山駅に到着しました。
この日の富山は雪も降っておらず穏やかな天気だったものの、流石に関東との気温差を感じて少し冷える朝。

着いた時間があまりにも早かったので、路面電車を使ってぶらぶら散策します。
にしてもこの路面電車、かなり年季の入った車両だったなあ……50年稼働してそうな感じ。

そうして到着したのが池田屋安兵衛商店
ここは1936年創業の老舗で、江戸時代中期から越中(今の富山)発祥の薬「反魂丹」を取り扱う薬屋として今も元気に営業しています。

こちらは昔、実際に製造過程で使われていた機械。
反魂丹はとても小さな丸い形をしているのですが、その成型の為に使われていたものらしいです。

実はこの成型作業を体験させていただくことができるんですが、綺麗な真ん丸に薬を仕上げるのがとても難しい。今も昔も、当たり前に使われているものには人の技術が詰め込まれているんだなあ。
……めっちゃ浅い事しか言えなかった。いや興味深かったんですよ本当に。

あ、今後の旅でも暴飲暴食する機会は沢山あるだろうから、という事で反魂丹買ってみました。
使ってみた感じ、確かに消化は良くなっているような?

その後は富山市ガラス美術館へ。
中の展示物は撮影禁止またはネットへのアップ禁止なのでこちらへ画像を貼る事ができませんが、一言で言えば「力強さ」を感じました。
……いやまた語彙力が。

いい感じにお昼の時間になったので、お寿司を食べに廻転とやま鮨 富山駅前店へ。こちらはフォロワーさんにおすすめいただいたお店になります。

寿司1つ1つが新鮮なお魚を使っていて美味しかったんですが、やっぱり生の白エビが甘味もあって1番印象的でした。白エビは生で食べる事が中々ないので、そういった意味でも貴重な経験だったり。
後はベタですがこの季節はカニがとても甘くておいしいですね。

午後には富山城址公園の中にある資料館で富山の街について勉強したり、
(前田利長のめちゃくちゃ長い兜が見れて良かった)

富山駅前のホビーオフでお安くなっていたアクスタを爆買いしたり……。
(いや何しとんねんと思うかもですがマジで安かったんですよ)

とまあそんな感じで、開場前の時間を色々な面から楽しんでおりました。

BITE U

そんなこんなでB活の時間です。富山市総合体育館に到着しました。

1999年に竣工したアリーナで、間もなく四半世紀の稼働を迎える事になります。
国内の大会だけでなくスポーツの国際試合も何度か開催されており、バスケットボールやフットサルの国際試合も開催された事があります。

こちらはアリーナグルメの販売スペース。こんな感じで1列に並んでいます。

グラウジーズの試合では他のアリーナと比べるとかなり特徴的なアリーナグルメが多かったです。所謂ご当地系のグルメだったり、そうでなかくても他では中々売ってなさそうなものがあったり。
自分はあまりアリーナグルメを食べる方ではないんですが、折角なので少し買ってみることに。

まずはこちら。バイ貝の炊き込みご飯
自分はバイ貝っていうのを初めて聞いたんですが、どうやらつぶ貝に似たもので、富山ではよく獲れるんだとか。

実際食べてみると、程よい弾力が食べていて楽しく、かつ炊き込みご飯自体の魚介風味が強い。今まで食べたアリーナグルメの中でもクオリティはかなり高い方だなと感じた一品でした。

こちらはデザートに購入したフォンダンショコラ。こんなお洒落なスイーツがアリーナ内で売っている事自体がもう凄いですよね。

ショコラがめちゃくちゃ濃厚だったので食べているうちに胃が重くなるかな?という心配があったんですが、上に沢山乗せられたリンゴが程よい中和成分になって最後まで美味しくいただく事ができました。

という訳で観戦。この日の対戦相手は仙台です。

距離、角度という意味では特段大きな特徴はなく、不便を感じないアリーナではありますが、それ以外に特徴的な点がいくつか。
1つは、アリーナ内がかなり明るく感じる点。
照明の種類によってなのかわかりませんが、試合時アリーナのどこもよく照明が届いているので、そういった意味でも見易いアリーナだったりします。

あともう1つ、座席の快適性は高いです。
例えば2階。ドリンクホルダーはないものの、椅子の背もたれが90度になっておらず寄りかかった際に快適だったり、座席もそこまで固くないので座り心地がそこそこ良いです。

面白いなあと思うのは、グラウジーズはチアの人数が昔からめっちゃくちゃ多いんですよね。ちゃんと数えてないけどBリーグだと最多かな?
それでいて皆さんダンススキルが高いのでパフォーマンスが全体的により華やかに見えるというか、見応えがあるというか。

このパフォーマンスを見る為に行く、というのも動機の1つとしては全然ありだなと感じますし、グラウジーズのホームゲームを語る上で外せない特徴の1つだと思います。

試合は75-73で富山の勝利

互いの順位関係も含めて、劇的な試合だったと思います。
前半、グラウジーズのスミスが負傷してしまうアクシデントに見舞われ、多くの人がグラウジーズ不利に感じたと思います。自分もそうでした。
ただ、その後はBJことジョンソンが覚醒。多少強引なプレーでもバスケットにねじ込む姿がよくみられ、チームが活性化。接戦となったゲームは、グラウジーズが最後に頭一つ出て決着となりました。
ちなみにジョンソン自身は最終的に31得点。圧巻のショーでした。
またプレータイムの増えたサンバかなりタイトにディフェンスしていた事が印象的でした。決勝点も彼でしたしね。

仙台は非常に惜しいゲームではありましたが、スミスが負傷で退いた後にインサイドアタックを繰り返してファウルを貰いに行く戦略は良かったと思います。誤算だったのはインサイドの選手にあまりファイルをつける事ができなかった点ですかね。
その戦略の核になったのはバーレル。この日は6つのファウルドローン、リバウンドも16と、ボール有り無し関わらず1対1で無類の強さを見せていました。

また、この時期は直前にミッドウィーク開催があった事もあり、お互い疲労とも戦わなければならないようなコンディションではありました。

凄い印象的だったのは、試合終了後にジョンソンがインタビューの前にスミスとかなり嬉しそうに抱擁していたこと。残留争いをする上で重要な相手、かつアクシデントのあった試合という事で、ジョンソンがこの試合に賭けていた思いというものが強く伝わったシーンでした。

死ぬまで魚が食べれる身体でいたい

試合後は予約していた吟チロリへ。
元々は魚吟というお店を薦めてもらっていたんですが、そちらが生憎満席だったので、その系列店へ足を運びました。
まずは日本酒で乾杯。ミスって並々注いでしまった。

肴には勿論、季節のお刺身をお任せで。
どれが特別美味しかったか、というより、全部新鮮さを強く感じたのが印象に残っています。刺身の歯ごたえが良かったり、余計な水分を感じなかったり
この鮮度で刺身を食べちゃうとスーパーの刺身もこだわるようになっちゃうかもなあ……。

後はやっぱり富山にいるうちにしこたま食べておかないと、という事で白エビの天ぷら
個人的には生の方が好きなんですが、天ぷらもまた美味。海老の甘味、丁度いい塩分、衣の油分が相まって至福の時間を作り出してくれました

まだまだ紹介しきれていない料理は沢山ありますが、結論から言うとこの後めちゃくちゃ食べ過ぎまして……。ホテルに戻ってすぐ横になる事に。
翌日が早い事もあり、この後は遊びに出ずにゆっくり眠ることにしました。

思えば朝の7時くらいから活動していた訳だし、充実した1日だったなあ。

あとがきとおまけの1枚

富山は初訪問でした。

アリーナ内の雰囲気がBリーグの中でもかなり独特だと思います。中々全部は言語化できないですが、先述の演出面やアリーナグルメの面はまさにそうで、富山に似たホームゲームの空気を作るチームは他にはない感覚。
なので、遠征初心者の方が最初に伺うのにはうってつけの場所だと思います。

もう1つ、遠征先としてうってつけな理由は、ブースターの一体感
この時はまだ声出しできなかったんですが、入場者数に対して明らかに手拍子やプレーへのリアクションが大きかったことを覚えています。名物のzombienationも、声援なしでしたが生で見れたのは嬉しかったなあ。

それ故に、アウェイブースターとして行ったら全力のアウェイ感を楽しめて、中立の立場で遠征したらアリーナの独特な雰囲気を噛み締められて、ホームのブースターとして行ったら他ブースターと一つになる感覚を味わえる。
そんな感じのホームゲームになっていると思います。

梅の花?が咲き始める季節

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