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#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅 旅行記 三河編(17/54:アルティメット・バースト)

はじめに

どうも。人生初の確定申告を経験したはおーです。
雑所得があったとかではなく、転職のタイミング上自分で確定申告せざるを得なかっただけでなんですけどね。

さて今回より12月。今3月?知るか。
今回は12月3日~4日にかけての愛知遠征、その初日であるシーホース三河のホームゲーム観戦記となります。
ちなみに今回は、Bラジ渋谷の人こときゅーじさん、Bラジ秋田の人こと山さん、そしてきゅーじさんのソウルメイトことHawkさんの3人と一緒に行きました。ワイワイ旅行するのは楽しいねえ。

ちなみに今回、Bラジ大阪の人ことなかのさんから「三河はいいぞ」と何度も聞かされていたので、かなり楽しみにしていた遠征先の1つでした。
ここまでBラジ中の人3人も名前を出すってどうなん俺。

旅の記録・三河編

シンプルに静岡県がデカすぎる

やってまいりました三河安城駅。後で知ったんですけど、新横浜から行くならこだま1本で行くのと、ひかりで浜松あたりで下車→在来線でっていうのと時間が変わらないんですね。勿論特急料金が途中までしかかからない分、後者の方が得。これもまた学び。

駅舎内には東海オンエアのボードがいました。稲姫……?まあ甲冑着て真田昌幸追い返したエピソードあるから違和感はないか。

ちょうどお昼前くらいに新幹線を降りたのでご飯をたべたいところ。
ただ、昼の三河安城駅前は空いているご飯屋さんもとても少なく、長楽という中華料理屋に入って台湾炒飯を注文。
有名な名古屋メシ、台湾ラーメンの炒飯版という事でピリ辛なのが食欲をそそっていい感じですね。ふらっと入った割には当たりのお店でした。

三河武士という忠義の塊

お腹も膨れたので、刈谷駅へ移動、そこからバスで20分ほど揺られるとウィングアリーナ刈谷に到着です。

2007年竣工と比較的新しいアリーナで、サブアリーナの外観と羽(=ウィング)を構成するが如く対になっている構造が特徴的です。
ちなみにこのアリーナは刈谷市総合運動公園の中にあり、地元のサッカークラブであるFC刈谷のホームスタジアム・ウェーブスタジアム刈谷も同敷地にあります。

入場すると、大きな縦モニターで選手が「ようこそ、シーホースへ!」と出迎えてくれます。このタイプの装飾を置いているのは三河が唯一かも。

ちなみに、この「ようこそ、シーホースへ!」というのは1つのキーワードになっていて、選手だけでなく、スタッフも、アリーナMCも、チアも、シーホースの運営を構成する全ての方が積極的に発する言葉になっています。
運営のホスピタリティという部分にシーホースは物凄く力を入れているようで、それを象徴する一言がこれ、という事ですね。

このホスピタリティという観点は私達お客さんの満足度をアップさせるため、というのもありますが、昨今企業の中で注目されているサステナビリティの観点からも重要だと思います。
シーホースは毎年専門講師を呼んでホスピタリティ研修を行い、それを通して人材育成を促進。人々が働きがいを感じながら、経済成長も併せてなされていくという点は、持続社会を構築する上で当たり前ながらとても重要。この目線で見ても非常に良い取り組みだなと思います。

シーホースのレジェンド、桜木ジェイアールコーチ……じゃなかった、選手のイラスト。
まさか現役復帰とは。
こうしたレジェンド達を讃える装飾ってBリーグだと珍しいので、とてもいいですね。

という訳で観戦。この日の対戦相手はSR渋谷です。

1階もある程度段差があり、2階も特別遠くはないので、見易さで言えばB1の中でも上位に入ると思います。
ただ2階席の屋根が低いので、上段の方はそれが気になる人はいるかも。些細な問題ですけどね。
あと、仮設やパイプ椅子含め殆どの席で座席は固くなく座りやすいです。これは高ポイントです。

あと三河のチアリーダーチーム、スーパーガールズは個人的に好きなチアチームの1つでして。
ダンスのハイレベルさは勿論、立ち居振る舞いがとてもきれいなんですよ。
先述のホスピタリティという点にも繋がってくるのかもしれませんが、お客さんに声をかけられる際の応対がとても丁寧なんですよね。
他チームのチアだって勿論丁寧ではあるんですが、スーパーガールズはそこへ「とても」という修飾語がつくイメージ。例えるならホテリエのような印象。

で、スーパーガールズは人数もBリーグの中ではかなり多い方。素晴らしいチアを十何人も編成するっていうのは並大抵の事ではないと思いますし、シーホースの特徴の1つと言えると思います。

そしてタツヲ。背中向けてる写真しか手元になかった。彼が何者なのか未だにわかっていません。ケッタ漕いでる姿が生で見られたのは良かったです。

試合はオーバータイムの末、97-91で三河の勝利

いやー熱い試合でした。
立ち上がりは三河のディフェンスミスも重なり渋谷が圧倒するも、2Qになると中村が16得点の大暴れで一気に三河が息を吹き返す展開。
後半は2ポゼッション以上リードが離れない熾烈なクロスゲームの中OTへ。最後は渋谷がクラッチシュートを悉く外してしまい、激戦を三河が制した形です。

この試合は元ビーコル海賊の中村太地を外して語ることはできません。チームの歯車が噛み合わない中、2QにFG6/6、3P4/4と、ほぼ1人でチームを建て直す事に成功。この試合の得点20は自身のキャリアハイとなりました。
中村はビーコルにいた時代もそうですし、何より日本人初のKBL挑戦を果たした際もしっかり追いかけていた選手だったので、彼のメモリアルな試合を現地で見れたことは心の底から嬉しかったです。アリーナで見かけたDB時代のユニ着たファンの方もきっと嬉しかっただろうなあ。
後は合流して間もなかったシモンズのリバウンド力、ガードナーのクラッチタイムで決め切る力というのも目立っていました。

渋谷は1Qで相手の攻撃をストップする事に成功するも、2Qで伏兵にやられ、この後は終始ディフェンスに迷いが生じてしまうゲームに。
それでもケリーの攻守における制圧力は目立っていましたし、田渡がいいタイミングでスリーを決めれていたからこそここまでの良ゲームになったと思います。

と実は無形文化遺産

試合終了。すっかり夜。
タクシーで知立の方まで向かいます。

同行者のHawkさんが今回行ってみたいサウナが近くにあるという事で、連れてきてもらいました。サウナイーグル。はおー、人生初のサウナ体験です。

サウナのお作法や良質な「ととのい」を体験するためのTIPSを色々聞いて、いざ実践。

これは何というか、あれだね。身体以上に脳みそがデトックスされるね。
考えている事がひとしきりすっきりするというか、すっきりし過ぎて逆に新鮮な事を考え始めるというか。
お風呂入っている時に新しいアイディアが浮かぶ場面ってあると思うんですが、あれが常時続く状態の脳みそ。

これが「ととのう」なのかどうかは一旦置いておいて、心身共にすっきりできた事は間違いないです。いい世界を知れたなあ。

ひゃっはぁ!サウナ後のビールは格別に美味いぜ!
(デトックス台無し)

という訳で、刈谷に戻り、鳥けんという居酒屋で酒宴。
名前にある通りの炭焼き串の焼き鳥も勿論美味しいものばかりだったんですが、ここは小料理が一工夫、二工夫されているものが多く、どの料理をとってもいい意味で驚くものばかり。
日本酒も厳選された良いものが多く、お陰様で友人との語らいも加速し、とても良い夜を過ごしました。

刈谷はまともに散策するのは初めてだったんですが、意外と飲み屋が充実している印象を受けたので、また行った暁には数軒開拓してみたいと思います。

あとがきとおまけの1枚

三河は初年度以来の訪問でした。

いや、何から何まで変わってて本当にびっくりしました。
言い方悪いかもしれませんが、以前三河に足を運んだ際はあまりいい印象がなかったんですよ。企業の部活からプロクラブに移行して1年も経ってなかったタイミングでしたし、ホームゲームも「プロの表面だけ真似した」状態。演出もさっぱりだし、スタッフの印象も、良くも悪くも普通。

それが6年後。全く違う世界が広がっていました。
オープニング、試合開始前共にセレモニーはとても豪華になったし、アリーナ内装飾も格段に増えました。グッズの種類も充実し、キッチンカーも(確か)増えている。

ただやっぱり、最初の話に戻ってしまいますが、シーホースは何よりホスピタリティの部分が最大の特徴だ思います。
そう感じる要因というのは、接客時の姿勢、表情、雰囲気、言葉選び、ニーズに応える力……など、枚挙に暇がありません。

でも、「旅行記書いてそんな事言うなよ」と思われるかもしれませんが、実際この部分は言語化が中々難しく、行ったことない皆さんにも実際に行っていただき、体験いただく方が早い気がしています。
なので、これを読まれた方は、いつでもいいので是非刈谷へ行かれてみてください。「ようこそ、シーホースへ!」の合言葉と共に、素敵なキャスト達が皆さんをお迎えすると思います。

志は高く、愛情は深く、友情は等しく
はいかんぱーい!

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はおー
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