#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅 旅行記 埼玉編(11/54:どうか全力で射抜いてよ)
はじめに
どうも。酒の勢いで酒を買うと大抵ろくな事になりません。はおーです。
察してください。
さて、もう3ヶ月ほど前になってしまう程執筆が滞ってしまっている旅行記ですが、おかまいなしでゆったり書いていきますよ。開き直り大事。
今回は埼玉……そう、さいたまブロンコスです。略称は漢字埼玉なんですよ。
時系列的には前回の東京Z編の翌日と翌々日のお話。11/4(土)が前日譚で、11/5(日)が試合の日です。
旅の記録・埼玉編
晩秋のベルーナドーム……あっ(察し)
前日から一夜明け、私はBラジ奈良の人こと勝汰さんと埼玉県は所沢市にあるベルーナドームへ。
既にプロ野球シーズンは終了している時期ですが、何をしに向かったかと言うと……。
はい!ウマ娘のライブ!この日はウマ娘初のドームライブ開催日でした。
この時期のベルーナドームの寒さはプロ野球ファンならよくご存じだと思いますが、実際寒くはあったものの、危惧されていたほどではなく、防寒対策さえしていれば凌げる程度ではありました。よかった。
天気の話ばかりしても仕方ないですね。
ライブ会場内は撮影禁止だったので写真はありませんが、ライブ以外にも、先程のキャラクターパネルや漫画の原画展示、歴代ライブの衣装など様々な展示も行っており、ウマ娘好きな人なら間違いなく楽しめる一大イベントデーとなっておりました。
勿論ライブも良かった。隣の勝汰さんある曲で涙流していたし。ウマ娘の漫画、シンデレラグレイが好きな人の心を特に掴むセットリストでした。アルダン……(感動)
ライブ後はFE名古屋ブースターのNackyさんと合流し、所沢で晩酌。写真撮り忘れてました。撮り忘れている時は大抵楽しいひと時を過ごした時という事で一つご容赦ください。この後の旅行記にもそういう機会がバンバンありますので(反省)
もう1つの赤だって馬力は負けてない
一度地元付近にある友人の家で体勢を立て直し(終電逃しただけ)、2日連続の埼玉県は浦和市へ。
駒場競技場はJリーグ・浦和レッズのサブスタジアムとしてたまに試合も行われている施設。あと1マイルか……いかん昨日の幻覚が。
もちろん、今日はこちらの赤ではなくて……
さいたまブロンコスの赤!浦和駒場体育館に到着!
しかもブロンコスは跳ね馬という意味なので、昨日との繋がりもばっちり!(?)
アリーナの入口にはブロンコスのトラック?にくっついた大きなボードが。B3でアリーナ外にこうした装飾があるのは珍しいかも。
試合の前後ではこのボードの前で記念撮影を行っているファンの方が多かったです。
さりげなく左側にQRコードが入っているのがポイント。
グッズエリアはこんな感じ。お守りやステッカーなど、小物系が充実していた印象。グッズカラーも基本的に赤で統一されているので、アピールもバッチリ。
という訳で観戦。この日の対戦相手は鹿児島です。
浦和はエンドに殆ど座席がないので、基本的にはサイドからの観戦になります。コンパクトで視界という点では大きな不満のないアリーナです。2階の椅子は固めなので、できれば持ち込みクッションがあった方がいいかも。
あと特徴的なのはコートに最も近い、所謂1列目の座席がシーズンシートまたはイベント時の限定販売である事。ただシートのない箇所には座席自体が配置されないので、少し遠めではあるものの運が良ければ雛壇指定席が1列目となる事もあります。
ただ埼玉は気になった点が幾つかあって、まず土足禁止である事。メインアリーナで土足禁止なのは相当珍しく、執筆時点では埼玉のみ。昔は結構あったんですけどね、そこは各チームの交渉や設営による努力の賜物なんだなーと。
あとはフードの販売もなく、エンタメ面で言うとチアリーダーチームもないという事で、かなりスリムなホームゲームだなという感想を抱きました。
見せるものをバスケットボールに集中させるという意味では悪くないのでしょうが、バスケットボールの質や勝敗に依存しない満足度を提供する為にも、もう少し頑張って欲しいなという思いはあります。
色々乗り越えないといけない壁はあるんでしょうけどね……。
試合はOTの末、82-75で埼玉の勝利。
先程、バスケットボールの内容に依存という書き方をしましたが、ある意味このゲームを一発見せられたら、この日観戦していたお客さんは絶対また足を運ぶと思います。それぐらいいいゲームでしたし、B3基準で考えても両チーム共に良質なバスケットだったと思います。
途中までは競る展開も、4Q序盤で森田とロートの活躍により、一気に鹿児島がリードを確保。勿論埼玉も動揺はしていたんですが、長時間引きずる事なく、カムバックしてOTまで持ち込んだ事は見事でした。
OTからはシーズンここまで思うようにショットを決め切れていなかった丹野が接戦で欲しい得点を2度沈める活躍を見せ、そのまま決着。
誰が良かった、誰が凄かったと、もっと個人名をあげてもいいんでしょうが、この試合に関してはお互い総力戦で戦っていた印象があり、手放しに両者を讃えたい好ゲームでした。
鹿児島は試合を通して今川のプレーが非常に良いなと感じました。日本人ビッグマンであれだけペイントエリアに侵入できるポテンシャルは凄いと思います。また上のカテゴリーでもみたいなあ。勿論鹿児島のユニフォームで。
生ハムって文字列を見るとつい頼んでしまうクセ
この日は12:30試合開始。試合終了は15時前後だった為、丁度夕方に差し掛かりお腹も減ってきたころ。
事前にTwitterで伺っていたおすすめのご飯屋さんへ行ってみる事にしました。
そのお店がTrim。「肉バル×アヒージョ」のと看板にもあったので、タコのアヒージョを早速注文。タコ好きなんです。
まず具材の量が普通のアヒージョより多い気がする。大盤振る舞い。
でもって美味しい。ニンニクとオリーブオイルのバランスが凄く丁度いい。
この日はお酒を飲まなかったので舌が塩分敏感モードだったんですが、その状態でも塩辛く感じないアヒージョって、本当に美味しいやつだと思う。
そしてこちらは、アヒージョを注文した際に〆として、アヒージョのオイルを使ってパスタを作ってくれるというメニュー。生ハム付きのものもあって、これが結構生ハムを入れてくれるのでお得感も満足感も非常に高い。
……折角だったら、もっとエビやキノコみたいに旨味がより染み出しそうな具材にすれば良かったかな?タコでも十分美味しかったですけどね!
こんな感じで、新体験なアヒージョを楽しめる非常に良いお店でした。
ちなみに、お店全体でブロンコスを応援されているそうで、このように店内装飾もバッチリ。駒場での試合の後は、ランチもディナーもここを利用すると、長時間ブロンコスモードに浸れていいですね。
あとがきとおまけの1枚
ブロンコスは新潟と共にbjリーグ創設のきっかけとなったチームで、プロチームとしては最古参の部類に入る歴史あるチーム。
ただ、自分個人としては初めてのホームゲーム観戦でした。
南関東にはビッグクラブも沢山ありますし、同じ埼玉でも越谷が存在感を強めつつある昨今。経営体制も変わり、ブロンコスも負けじと存在感を放とうとしている最中だと思います。実際コート内ではある程度結果が出始めました。
ではコート外はどうか。正直弱さはあると思います。いや、アリーナMCもブロンコスはめちゃくちゃ熱いですし、グッズラインナップはかなり好きです。アニメコラボやリアルポニーのマスコットなど、部分部分での面白さはない訳ではありません。
でも、殆どのBリーグクラブはフードやエンタメで試合開始1時間前から楽しめますが、自分個人は試合開始10分前に行けばほぼ網羅できるかな、と感じてしまいました。本当にブロンコスブースターの皆さんには申し訳ないんですが、色々見比べているからこそ浮いて見える面もありました。コートサイド1列目だって、シーチケ&イベント限定にする理由が外様の自分にはわかりかねたり。
なんて言うか……書き方難しいな。前述の通り、コート内の結果に依存しないホームアリーナになって欲しいなという思いはあります。自治体との調整や予算の都合も勿論あるとは思いますが。でもやっぱり、南関東というライバル争い(勿論Bリーグ外のライバルも含め)の激しい地域で、歴史あるブロンコスはいつまでも残り続けて欲しい。だからこそ、ね。
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