見出し画像

#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅 思い出の写真&動画達

2023/8/3追記:お題企画「 #私の好きなスタジアム・アリーナ 」に参加します

表題の通りです。
本当は好きなアリーナを1つに絞って紹介したかったんですが、自分にしかできない魅力の発信はそうじゃなくて、1年で行った全アリーナを少しでもいいから知ってもらう事かなと思いまして。

なのでタグを通して訪れてくださった皆様も、特定のアリーナだけでなく54アリーナ全てに特徴、そして魅力があるという事を感じていただければ、筆者としてはこの上なく嬉しいです。

はじめに

この記事は、先日無事に完遂した企画「#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅」にて撮影した動画や写真達を厳選し、まとめた記事になります。
日本全国54アリーナあれば、バスケットボールも観光も全く違う54通りの出会いがありましたので、この記事を通して、旅の雰囲気を皆様に少しでもおすそ分けできればと思います。

ちなみに、記事は「Inside the arena(Bリーグ)」「Outside the arena(観光)」の2つにセクションを分け、Insideは全チーム必ず1枚or1動画掲載しております。
但し、Outsideについては全地域1枚ずつとはいきませんでしたので、予めご了承ください。

Inside the arena

新たなる象徴

今季より稼働を開始したアリーナ達は、どこも10年、20年先も続く伝説の幕開けを感じさせる、未来感ある場所ばかりでした。

2022年8月より開業した、東京Uのホーム「有明アリーナ」。
2022年12月より開業した、滋賀のホーム「滋賀ダイハツアリーナ」。
2023年4月より開業した、群馬のホーム「オープンハウスアリーナ太田」。

ラストラン

開業するアリーナもあれば、様々な理由により、Bリーグでのメインホームアリーナ運用を終えるアリーナもあります。
そんな歴史の区切り、最後のワンシーズンを見届けられたことはラッキーだったと言えるかもしれません。

西宮のホーム「西宮市立中央体育館」。
来季からワールド記念ホールへ。
佐賀のホーム「SAGAプラザ(総合体育館)」。
今季のプレーオフからSAGAアリーナへ。

ランドマークとして

デザイン性の高さから、街のランドマークたりえるアリーナも、訪問した中では数多くありました。

朝露に輝く水滴をイメージしてデザインされた、
信州のホーム「ホワイトリング」。
縄文首都のオリンピア神殿がコンセプトの、
秋田のホーム「CNAアリーナ★あきた」。
円形闘技場がモチーフの、
鹿児島のホーム「西原商会アリーナ」。

独創的な空間

チームコンセプトを具現化したアリーナ内の装飾は、自分の大好物です。

西部劇をモチーフにした(と思われる)岩手の掲示物。
茨城のスタッフが着用する工場作業員風衣装。
※撮影許可いただきありがとうございました。
徹底的なブランドイメージの統一を図るA千葉。
アリーナ内の装飾は美しいの一言。
品川はフットサルを始めとした他競技と同じロゴを使用し、
スポーツクラブ全体で共通のブランドを展開。
琉球のグッズショップは、ゴーディーを始めキングス、
そして沖縄にまつわる様々な装飾が。街の認知度を高める

街の認知度を高める

街の特産品やブランドをホームゲームに落とし込む。地域とBリーグチームが一体となる事は非常に重要です。

北海道は相手FT時に、道内で盛んな酪農からヒントを得た「モーイング」が会場を包み込む。
地元埼玉県の名産であるネギをモチーフにした応援グッズ。

食から色を作る

アリーナグルメも観戦の楽しみ。恥ずかしながら自分はあまりアリーナグルメを食べないのですが、郷土料理やオリジナリティを感じさせるものは、つい食指が伸びてしまいます。

山形でいただいた、郷土料理の芋煮。
山形なので醤油味。
立川でいただいた、立川立飛名物のダイスドッグ。
3種類あるうちのクラシックver.

誇りを旗に詰め込んで

アリーナに入ると目に入る様々な装飾。特にビッグフラッグは、物理的にも、ブースターの精神的にも、とても大きな存在であると勝手に思っています。

JBL時代から新潟を見守り続けているビッグフラッグ。
経年劣化の為、今年で引退。
大漁旗を彷彿とさせる、静岡のビッグフラッグ。
「IGNITE GIFU」をテーマにビッグフラッグを始め、
会場全体を大きな幕で覆う岐阜のアリーナ。
総合スポーツクラブの三重は、クラブ全体のスローガンである
「Never stop challenging」を込めたビッグフラッグをアリーナに掲げる。

祭り好き民族の本領発揮

ハロウィン、クリスマス、正月など、日本には様々なイベントがあります。
Bリーグも季節のイベントに合わせて様々なイベントを開催。ホームゲームはより一層華やかなものになります。

京都ハンナリーズxハロウィン。
チア、マスコットなどがハロウィン衣装に身を包んだ。
トライフープ岡山xクリスマス。
この日はチアがクリスマス衣装で登場。
福島ファイヤーボンズx正月。
チアは兎年をモチーフにした衣装に加え、オープニングでは書初め披露も。
ファイティングイーグルス名古屋xホワイトデー。
名前の通り、選手達がアウェイ用の白ユニで登場。

テンションをブチ上げる至高の演出

このパートは写真ではなく動画です。
百聞は一見に如かず。ド迫力のオープニングやロスター紹介は、演出陣の腕の見せ所。

戦場の華・チアリーダー

時に華麗なパフォーマンスで会場のボルテージを上げ、時にブースターと共に声で選手を後押しする。チア(応援)リーダー(先導する)は、各チームにとって、正に名前の通りの存在です。

タワーを中心に、唯一無二のパフォーマンスを数多く取り入れている、
八王子のチアチーム「Raily's」
多彩かつ地域モチーフの衣装が印象的な、
湘南のチアチーム「湘南UBCチアリーダーズ」
通常のチアダンスとは一線を画した、アーティストのような世界観を持つ、
山口のチアチーム「Bloom」。
アクロバットなど、チームイメージそのまま「燃え立つような応援」が特徴の、
熊本のチアチーム「VG」

全観客を笑顔にするマスコット

チームの象徴の1つであるマスコット。姿かたちも十人十色な彼らは、ホーム・アウェイ問わず全観客から愛される存在です。

SNSを中心に全国で熱狂的なファンを持つ、
青森のマスコット「クイッキー・デッチ」。
自由奔放な立ち振る舞いでBリーグ屈指の人気を博す、
SR渋谷のマスコット「サンディー」。
2020年デビューながら、Youtubeやパフォーマンスなど沢山の出番をこなす、
豊田合成のマスコット「スコッピー」。
Bリーグ初期の光る姿が大いに話題となった、
大阪のマスコット「まいどくん」。
新進気鋭、マスコット総選挙でも今季大躍進を遂げた、
長崎のマスコット「LUCA」。

国を背負う逸材の競演

Bリーグが創設されて早7シーズン目。各国の代表がしのぎを削るハイレベルなリーグへと進化を遂げつつあります。

ユーロバスケットを制した西欧の雄。
A東京のスペイン代表「セバスチャン・サイズ」。
アジア枠の第一人者にしてフィリピンの至宝。
三遠のフィリピン代表「サーディ・ラベナ」。
盟友ブラントと共に、オージーバスケの最先端を日本へ持ち込んだ、
香川のオーストラリア代表「リース・ヴァーグ」

アカツキの意地

日本を代表する選手として、Bリーグでスターダムの座を掴んだ選手達を間近で見る事もできました。

22歳にしてリーグトップティアに登り詰め、尚も無限の可能性を秘める、
横浜BC「河村勇輝」。(特に画質が悪く申し訳ない……)
MVPx1、ベスト5x6、アシスト王x2、Bリーグ制覇x1…BリーグGOATと言える存在の、
千葉J「富樫勇樹」。
Bリーグ初期からリーグ、代表双方のペイントエリアで強者と鎬を削った、
福岡「永吉佑也」。

同志の想いを背負って

戦っていたのはコート上の選手達だけではありません。
戦場に出たくても出れなかった同志たちの魂も、共に戦っていました。

前日の脳震盪により、この日は欠場となった伊藤達哉。
彼のユニフォームを着用する名古屋Dの張本天傑。
負傷により長期離脱を余儀なくされた仙台の渡辺翔太へ、
ブースターからの寄せ書き横断幕。
山本郁也が諸事情につき、金久保翔が体調不良につきベンチを離れた試合。
金沢は2人のユニフォームをベンチに置き、共に戦った。

超える、戦い

試合は時に40分で終わらない。オーバータイムまで突入した熱戦も中にはありました。

11月6日(日)
埼玉 82(OT)75 鹿児島
12月3日(土)
三河 97(OT)91 SR渋谷

魂を捧げた勝利。

只の1勝ではない。チームにとって、大きな価値のある1勝を目撃した事もありました。

1月21日(日)、試合中発生したスミスの負傷を乗り越え、
高岡HC代行へ初勝利をもたらした富山。
2月4日(土)、1700人超の観客の前で、
首位・岩手を破ってみせた横浜EX。
2月11日(土)、残留争いを強いられる中、
福島を破り意地を見せた奈良。

Respect for rivals

バスケットボールは相手がいないと成立しません。
対戦してくれたライバル達、笛が鳴ればノーサイド。

愛媛のホームゲームに掲示される、
双方チームのマスコットと選手の似顔絵ボード。
広島では、対戦相手とのおりづる交換を通して、
互いにエールを送り合う。

Outside the arena

地域を背負う

ここからはバスケットボール、Bリーグから離れた場所の想い出たち。
アリーナへ向かう道中でBリーグ関連の広告や装飾を見ると、少し誇らしい気持ちになったり。ナへ向かう道中でBリーグ関連の広告や装飾を見ると、少し誇らしい気持ちになったり。

広島ドラゴンフライズ@新井口駅前
岩手ビッグブルズ@盛岡駅前
福島ファイヤーボンズ@郡山さくら通り

時の河

観光地を通して、遥か遠くの過去から、少しだけ前の時代まで、あらゆる時代から生きる活力を貰いました。

縄文時代の大規模な集落跡である「三内丸山遺跡」。
飛鳥時代に建立された、世界最古の木造建築物群「法隆寺」。
平安時代に遷座され、街の中心として宇都宮の発展を見守った「宇都宮二荒山神社」
江戸時代に造園され、日本三名園の1つとして知られる「兼六園」。
幕末に建築された、日本に現存するキリスト教建築物「大浦天主堂」。

四季とバスケットボールシーズン

Bリーグのシーズンは10月から5月まで。秋、冬、春と移り変わる四季を眺めゆくのも、旅の醍醐味です。

秋雨降りしきる越谷。
落葉の時期を迎えた島根。
梅の花が咲き始めた茨城。
大雪の中訪れた新潟。
アリーナ前の桜の木が満開を迎えた佐賀。

美食乃国

仙台名物のずんだをヒントに作られた「ずんだシェイク」。
A東京の本拠地・原宿が誇るファンシースイーツの代表格「いちご飴」。
山口名物・フグの旨味をしっかり閉じ込めた「ふぐのから揚げ」
富山でいただく「刺身の盛り合わせ」。冬の日本海は鮮魚の宝庫。
秋田の郷土料理で、バスケシーズン真っ只中の冬にピッタリな「きりたんぽ鍋」。
生産量日本一の都道府県・兵庫の西宮でいただいた「日本酒」。各地の地酒は旅の楽しみの1つ。

都市の今を眺める

本記事の最後は夜景や展望台からの景色など、都市の一部を俯瞰できる場所からの写真をご紹介します。

清流の国と言われる岐阜。岐阜城からは長良川付近を一望できる。
大規模な臨海工業都市である三重・四日市の工場夜景。
城山展望所は、鹿児島の市街地と桜島を同時に一眺められる絶景スポット。

おわりに

こうして見ると、よく全国周り切ったなあと思います(自画自賛)
各地域の詳細や感想などは絶賛更新中の各チームの旅行記noteに記載しておりますので、ここでは完走した感想を簡潔に。

この旅を企画して、そして実施しきれて本当によかったです。
各ホームゲームは興行規模の大小や、課題の多少はあるものの、全く退屈だったホームゲームは1つもありませんでした。だから最後までモチベーションを保って企画を遂行できたのかもしれません。
Bリーグの可能性を全身で感じたシーズンでした。

そして、様々な場所を周る毎に、自分の脳内にあった世界や、視野が広がっていくような気がしました。気がしただけかもしれませんが。
何にせよ、この経験を活かして、「1ミリだけBリーグの楽しみ方を拡げる的な」活動を今後も続けていきたいと思います。

自分の中における「#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅」エンディングテーマをここで挟んで……。

最後になりますが、こんな無茶企画を完遂できたのは、様々な方の協力があってこそです。最高の興行を提供してくださる、リーグに携わる全ての方は勿論として。
この旅で言えば、道中私とお会いしてくださった各地域のブースター、旅に関する各投稿をお読みいただいたり、RTなどシェアしてくださる画面の前の皆様、色々迷惑をかけながらもそれを許してくれた家族、などなど。

まとめて、かつ月並みな言葉で恐縮ですが、本当にありがとうございました
今後ともはおーをよろしくお願いいたします。
さあ、次は何をしようか。

ただ……まず旅行記noteはまだまだ半分も終わっていないので、そちらもアップされ次第是非お読みください!あわよくばRTなど拡散も!よろしくお願いします!

最後までご覧いただきありがとうございました!

宜しければフォロースキ(ハートマーク)の程よろしくお願いします!
また、この記事を特に面白いと感じていただけましたら、是非サポートでご支援をいただけると嬉しいです!

その他アリーナの観戦記は下記マガジンから御覧ください!

いいなと思ったら応援しよう!

はおー
現在、日本全国を巡るバスケ旅「#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅」を実施中! もしこの旅の応援をしたいと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、是非サポートよろしくお願いいたします。旅の資金に充てさせていただきます!

この記事が参加している募集