日刊工業新聞「産業春秋」に掲載からのご縁(2022年1月21日)
九州自動車道のサービスエリアでの出来事
「日刊工業新聞の論説委員です。」
柳川市から北九州市にもどる高速道路で一本の電話がかかってきました。
たまたま、基山パーキングエリアでたい焼きを買おうと車を停めた時でした。現在のコーポレートサイトとは違う、どこに何が書いてあるのか見つけるのが大変な状態のサイトのブログを読んでくださっていたようです。
Well-Beingな事業展開にとても共感してくださっているようでした。
ソーシャルビジネスという分野
創業する際に最後まで迷ったのは、法人格でした。
弊社の社会課題を解決するためのビジネスモデルは、世界の貧困をなくそうといったスケールの大きいものではなく、地元の北九州市の課題解決が出発点です。
株式会社でしかもまとまった資産が必要な職業紹介業の許認可の申請をするという大きなハードルがまっていました。
やってみないとわからない
地域の課題解決にむけて、自分が考えたものはやってみなくてはわからない。前例がないからやってみるしかないのです。さらに社会情勢がどんどん変わっているのに、この事業は安泰であるといったものなどありません。
小さな会社ですので、自分の想いに共感してくれるパートナー企業を一社でも多くみつけることが先決です。自社のことだけ考えればいいといった時代もとっくに終わっているし、○○の会に所属しなければ取引しないといった枠の中でしか考えられないところでは、息苦しいと感じていました。
日刊工業新聞掲載がもたらしてくれたもの
3社協業1社協賛企業という形で運営しているゆめかなITプロジェクトが日刊工業新聞に掲載されたのは1月21日でした。現在はプロジェクトの中のITスクールの部分でヤングケアラーの若者、引きこもりだった若者でプログラミングエンジニアとネットワークエンジニアの養成を行っています。その掲載をみて行動してくださったのは、静岡の企業の経営者様でした。
そこから、さらにご縁は広がり北九州市にIターンの若者が就職するお手伝いに関わることができました。わずか2日で就職先も決まりました。それは、弊社の考えに賛同する若手経営者の企業様が北九州市にいらっしゃったからでもあります。
ゆめかなITプロジェクトはまだ始まったばかり
ゆめかなITスクールはプロジェクトの一部でしかありません。ここで講師をしてくださっている企業様もWell-Beingな事業展開をしている弊社に共感してくださった企業様です。日刊工業新聞の論説委員の方との後日談もあるのですが、今回の投稿ではここまでにしておきます。
ゆめかなITスクールの様子はまた、noteでも発信してまいります。
https://it-school.kanaeruken.com/