人事考課と報酬制度
やらされ感が低下する
2つの内的報酬はやらされ感や人事考課への納得にもつながっています。
上司との関係に内的報酬を感じている場合、部下は仕事に関してやらされ感が低下します。
「この人と一緒に働くことができて嬉しい」という関係性が築けていると、上司からの仕事の指示は「喜んで!」になります。
その反対、内的報酬を感じていない場合は、「仕事の指示だから仕方ないが本当はやりたくない」といったやらされ感が高くなってしまいます。
また、仕事そのものに対する内的報酬があると、人事考課への納得感があります。高い評価を得るために仕事をしているわけではなく、純粋に仕事が面白いため評価に対して意識が低くなります。
「仕事の指示だから、つまらなくても真面目に取り組んでいる。それなのになぜこんな評価が低いのか。」という疑問を感じやすいのです。
外的報酬も大切
エンゲージメントは、内的報酬を感じて仕事にのめり込んでいる状態です。
いくら人事考課の結果に納得したとしても、ポジションや給与(外的報酬)が必要ないかといえば、それは否です。
外的報酬は、比較的早くにコントロールできるものになります。内的報酬に焦点をあてた動機付けはこれから選ばれる企業に成長するかの成否を握っているといっても過言ではありません。
従業員満足度からワークエンゲージメントへ
ワークエンゲージメントが高まる組織づくりのために
しあわせファーストな組織づくり「ジョブ・アトラクション®」はとても効果的なプログラムです。