アイデア1つを資料に落とし込む『事業計画及び企画設計スキル』編
こんにちはたーさんです。
今回は、
『事業計画及び企画設計スキル』
についてあなたにアウトプットします。
企画設計スキルとは・・・
簡単に言うと、考えたアイデアを資料に落とし込む制作スキルです。
このスキルで一番重要なことは、
資料を分かりやすく丁寧に効率的に早く作成することです。
なぜなら、資料作成の時間は、売上にはならないからです。
いくら資料作成に時間をかけてもその時間はあなたは会社に一円もお金を生み出してはいません。
クライアント様への提案資料を作るときの流れ
・AGENDA(目次)→今日は〇〇についてお話しますよ
↓
・結論
↓
・課題の定義
↓
・課題解決スケジュール
↓
・課題毎の解決策案
↓
・結論
↓
・コスト提案
↓
・お見積もり
この流れになります。
また、分かりやすいように今回の話は、
クライアント様からの契約を頂く際の、
流れの一部で「提案」の話になります。
流れは下記参照。
・事前調査
↓
・営業姿勢
↓
・ヒアリング
↓
・提案
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・制約
↓
・契約
社内で資料を作る際には、おおよそ3つある。
・クライアント提案資料
・社内提案
・投資家提案資料
この中でも今回はクライアント提案資料にフォーカスします。
提案例
マツダ株式会社
人工知能×マーケティング×イマドキ
・目次
ご提案内容(マツダ株式会社様)
↓
・結論
↓
・課題の定義
想定する御社の課題
①リフェラル(口コミ)の獲得
自社が自社商品を紹介するのは「広告」のため、あまり耳を傾けられません。
一般人での影響力のある人間の口コミ拡散を行い認知とブランディングの獲得を同時に行うことを推奨します。
②認知の拡大
テレビ広告などは、マス広告で高額ではあるにもかかわらず効果測定もできないため結局は「多分運用」になってしまう。認知拡大を優先するあまりターゲティングの重要性を忘れてしまう。
③継続集客試作実施
テレビ広告やチラシなどは単発広告のため一定の期間やキャンペーンなどの度に毎回コストや手間が莫大にかかる。
↓
・課題解決スケジュール
例)6ヶ月間
①受け皿の構築(スタートから1ヶ月目)
インスタグラムアカウント丸ごと運用(スタート〜)
システム利用(1ヶ月目〜)
②認知の拡大(2ヶ月目後半から5ヶ月目)
インスタグラマー拡散&企画(2ヶ月目後半〜)
他社媒体でのメディア取り上げ施策(雑誌掲載など)
③継続集客施策実施(4ヶ月目から6ヶ月目)
継続的に行っていく。
↓
・課題毎の解決策案
①受け皿の構築
→弊社では業界トップのノウハウがあります。それを活かして御社のインスタグラムアカウントでゼロからの運用が可能です。全てのプロセスを弊社が行います。御社のインスタに10万人の御社ファンクラブを作りましょう。
・USAでは主流のSNS媒体の構築。日本版ではほとんど未着手のためまずは日本向けの洗礼されたアカウントページの構築。
・ある程度のアカウントクオリティが担保でき次第システム導入の開始でまずはアカウントブランディングをつける。(行列にはもっと行列ができる心理動向と同様、アカウントにフォロワーをある程度つけないとそもそもでいくら拡散しても結局フォロワーが増えない。)
②認知の拡大
弊社はこういう企画を考えています。
体験&来店型PR拡散
「マツダ×インスタグラマーTRIP」で、多くの人からライフスタイルの参考とされているインスタグラマー達を起用してドライブ企画を実施。
弊社分析システムを活用して御社の話題になりそうな25歳以上の旅行好きターゲットを用いてインスタグラマーを3ヶ月にわたり毎月3名ほどキャスティング。そこで一次拡散を行います。まずは自社メディアに誘導
*ドライブしたインスタグラマー投稿を人が見る→この人マツダの車乗っているんだ・・・。→マツダのインスタアカウントへ誘導
③継続集客施策実施(4ヶ月目〜)
最終的にインスタグラマーが映った写真などをアカウントやHPに起用し、ブランディングを行い、話題性の創出を目標とする。最終的にはその完璧な受け皿となったアカウントを各媒体に一気に拡散し未開拓のファン獲得を行う。
*イメージアカウント(タビジョなどのアカウント)→HP(旅チャンネル)”インスタで話題!マツダ女子の魅力とは!?”→新規ターゲット層獲得へ
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・結論
①自社媒体獲得
→テレビやチラシのような単発広告に毎回コストや時間を費やすのではなく、自社にて発信力のある強い媒体を構築することによってボタン一つで数十万人の高ターゲット層へ認知できる。
②二次的効果獲得(採用活動や取材)
→企画力によりインスタ集客だけでなく採用・取材などの二次的効果を大きく狙った運用をする。
↓
・コスト提案
Viewコスト(一度見られるための費用)毎の費用比較
・ポスティング
→1Viewコスト 26円 印刷1枚2.8円
→メリット:エリアに特化できる。
→デメリット:都度制作、印刷、発注が必要。
ターゲットセグメント不可
クレーム率が高い
・雑誌
→1Viewコスト47円。発行部数13万部(女性誌)、販売部数11.2万部、
制作料(モデル起用など)300万円、掲載料230万円
→メリット:世代・性別ターゲットが可能。ブランディングが可能。
→デメリット:掲載、制作費が高額。
ハイクリエイティブセンスが必要。
都度制作、印刷、発注が必要。
・弊社システム
→1Viewコスト7円程度。1フォロワーあたりの金額とリーチ率にて試算。
→メリット:深い世代・性別・エリアターゲット・興味ターゲットが可能。
一度フォローしてもらえれば投稿する度に再認知可能。
面倒な編集や撮影などは一切不要。
↓
・お見積もり
商品アカウント費用
・インスタ丸ごと運用(撮影含む)6ヶ月
→ 6,100,000円
・インスタグラムPR拡散(月約3名ほど)6ヶ月
→ 4,500,000円
・システム利用料6ヶ月
→ 238,800円
・メディア掲載 単発
→ 1,000,000円
・ディスカウント
→ −1,000,000円
合計 10,838,800円
この一連の流れがクライアント様への提案例になります。
おまけ・社内や投資家様への提案資料
他にも、社内や投資家様への提案資料では、
WHO
・自身の紹介(バックグラウンド)
→MISSION
・自社の使命(ミッション)
・自社らしさ(コアエッセンス)
・自社の強み(コアコンピタンス)
・顧客のメリット
→PROBLEM
・現在の社会の課題
・未来的に来る課題
→FUTURE
・上記課題が解決されたときの未来像
→SITUATION
・サービス提供領域の定義
・社会背景や時代背景
・ペルソナの設定
→SERVICE
・サービス概要と説明
・マネタイズの説明
→MARKET
・ターゲット層と市場規模
→PAMBS戦略
・PR戦略
・ADS戦略
・MARKETING戦略
etc
→COMPETITOR
・競合分析
・自社分析
→GROWTH
・成長戦略
・拡大戦略
・SPA−CPAの蓋然性
*蓋然性とは、ある物事や事象が実現するか否か、または知識が確実かどうかの度合いのことである。
→FINANCIAL
・財務計画
・PL/EBITDA算出
・5カ年年収予測
→APDX
・アベンディックス
このような流れで社内や投資家様へ資料を作ると分かりやすい資料になります。
後日、あなたにアウトプットしますね!
まとめ
・企画設計スキルとは・・・
・クライアント様への提案資料を作るときの流れ
・提案例
・社内や投資家様への提案資料
今回もありがとうございました。
たーさんでした〜✌️
続く・・・・・・・・・