第104回 甲子園 今日の第3試合の感想
今日の第3試合、近江(滋賀)vs鶴岡東(山形)についてです。
(近江の応援をしていたので、近江の選手中心の感想になります🙇)
近江の先発ピッチャーで、キャプテン&エースで4番の山田投手が、強打の鶴岡東打線を僅か3点に抑える好投を見せてくれました。
序盤、鶴岡東の2番バッター・土屋選手に2ランホームランを打たれるなど、苦しい展開になりましたが、味方の打線の援護と山田投手自身の2ベースヒットもあり、8点を取って勝利することができました。
5点の差はつきましたが、最後の最後まで目が離せない好ゲームになりましたね…
鶴岡東は、1回戦で前評判の高かった日本文理(新潟)のエース、田中投手から11点を取って完封勝ちした強豪。
さすがの山田投手も3連打を許してしまう場面や、ホームランを2本打たれる場面もありました。
それでも、終盤になっても球威は衰えず、149球を投げ、3失点完投。
チームの大黒柱としての役割を見事全うしました。
めちゃくちゃ嬉しかったし、ホッとしました😂
3回戦は、今日の第4試合で天理(奈良)との接戦を制した海星(長崎)との対戦ですが、心配なことが2つあります。
1つは次の試合までに、山田投手の状態が上がってくるのか。
(中3日で疲れはとれるのか)
もう1つは、近江の2番手のピッチャーが、海星の打線と勝負できるレベルになっているのか。
非常に気がかりです。
この2点をクリアできれば、ベスト8は勿論、滋賀県勢として初めての優勝も見えてくるのではないかと考えます。
滋賀県は、近畿2府4県の中で唯一、甲子園での優勝がありません。
そのため、近江の選手・監督を含む関係者とファンの皆さんは、「今年こそ滋賀に深紅の大優勝旗を」と意気込んでいることでしょう。
連日の猛暑の中、試合を続けなければならないので、やはり全国レベルの投手が複数名いる学校が有利なのは明らかですから、山田投手にばかり頼っているといずれ限界がくるのではないか…とも思います。
多賀監督の戦略・采配に注目ですね。