2022.12.12 雑記

記憶に残らない月曜日

 振り返っても今日過ごしたのか、印象が薄い。
『タイム・マシン ウェルズSF傑作集1』(H.G.ウェルズ、阿部知二 訳、創元SF文庫)を読んだことだけ覚えている。ウェルズのタイム・マシンは他の本でもよく言及されているので読みたいと思っていた。他の収録作品もおもしろい。
「タイム・マシン」はユートピアのようなディストピアで、どの物語も終わりに救いがない。的確に捉えられた現実と純度の高い空想との混在が魅力的。

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