見出し画像

立場が変わって気付いたこと

夫が夏休みをとっていて、ごはんを作って私の帰りを待っていてくれるので、冗談まじりに主夫だね〜と褒め称えています。笑

うちの家事分担は特に決まりはなく、気付いたほうがします。それぞれ得意なことをしたり、またはお願いしたりします。

夕食は、先に帰ってきたほうが作ります。
ほぼ私の方が先に帰宅するので、ちょっと休憩して(この休憩がときに、いや、高い確率で長い休憩になり、寝てしまうときもある)、夕食作りに取りかかります。

それが、最近は夫が休みなので、完全に立場が逆転。

まず、帰ったら毎日家に人(夫)がいることにちょっと感動。

だから私は、最近より一層、仕事をスパッと終わらせて定時に帰ります。
早く帰りたい。夫が待っている。

明るい部屋には、すでに夕食の香り。
今日はカレーかな。あ、今日は麻婆豆腐だ。
幸せな気分。

当然、これまでより早い時間に夕食を食べ始めることになります。
美味しい。ああ、まだ18時だ。

早めの夕食を終えると、夜が長く感じます。
ゆっくりコーヒーを飲みながら、録りためたドラマや映画なんかも観ます。

お風呂かシャワーに入って、22時には寝室へ。
読書や、日記を書く。
眠くなったら就寝。

ああ、平日がなんて充実しているんだろう。

…………あれ?

この幸せの空間を、今まで私は夫に提供できていただろうか?
仕事から早く帰りたいという、うずうずする感情を、夫も持つことができていただろうか?

できていたときもあるけど、できていなかったときのほうが多い気がする。

疲れて帰ってきて、ソファに座ったらもう動けず、あーもうすぐ帰ってきちゃう、まだごはん作ってない、これもやってないとイライラしだし、やっと重い腰を上げて家事を始め、イライラの空気を残したまま、夫は帰宅。意味もなく雰囲気が悪い。
そんなことが、これまでなんと多かったことか。

そんなんじゃ、ダメだな。
疲れてたら、できていない家事は後回しにして、夕食だって、買ってくるなりストックしてあるレトルトだっていいじゃないか。

前から夫からは、夕食無理して作る必要なんてないよと言われていたのに、意地を張っていたのか、手を抜くことができなかった。

でも、私が笑顔でいることのほうが大事だと気付かされました。
そのことは、頭ではわかっていたけど、立場が変わって夫の気持ちがわかったような気がして、より実感しました。

毎日毎日笑顔で夫を迎えるのは難しいかもしれないけど、そういう日を多くしたい。

最近心の余裕ができた夫は、なんだか少し優しくなりました。

今まで何度かケンカしたときに、「優しくできないのは、忙しくて余裕がないからだ!」と言われて、私はさらに怒りましたが、今の夫を見てると、そういうことかと納得です。

きっとお互い心に余裕がなかったんだな。
心の余裕は大事だな。

さあ、もうすぐ私の夏休みも終わり!
またほどほどに、余裕を持ちつつ頑張りますか!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?