介護をする家族が免疫力を下げないためにできること

仙台市で看護師付き添いサービスを提供しています、看護師付き添いサービスかなえです。

近年、インフルエンザやコロナウイルス、さらにはマイコプラズマ肺炎などの感染症が流行しています。病院や施設ではまた面会制限を設ける病院や施設が増えてきたように感じます。本日搬送に向かった病院先でも、面会制限を設けていました。
そこで思ったことが、介護をする側も自分の健康を守ることがますます重要だな、ということ。
介護者が体調を崩すと、介護を必要とするご家族にも大きな影響を及ぼします。そこで、免疫力を下げないために日常生活で簡単に取り入れられる3つのポイントをご紹介します。

1. 手軽に栄養バランスを整える

介護中は忙しく、食事が偏りがちです。しかし、免疫力を保つためには栄養が重要です。おすすめは、次のような手軽な方法です。
・冷凍野菜やカット済みの食材を活用して、簡単に温かいスープや味噌汁を作る。
・ヨーグルトや納豆などの発酵食品を毎日取り入れて、腸内環境を整える。

これなら忙しい日々でも無理なく続けられそうですね。

2. 短時間でも質の良い睡眠を確保する

介護をしていると夜間の対応が必要だったり、十分に眠れないことが多いかもしれません。でも、免疫力を保つためには、質の良い休息が不可欠です。
・日中の10~20分程度の昼寝を取り入れる。
・寝る前にスマホを控え、ぬるめのお風呂で体を温めてから休む。
・寝室の照明を少し暗くしてリラックスできる環境を整える。

「長時間眠れなくても、短い休息を積み重ねる」という意識を持つことがポイントです。

3. ストレスを軽減する小さなリフレッシュ

介護は体力だけでなく、精神的な負担も大きいものです。ストレスを抱えたままでは免疫力も下がってしまいます。以下のような小さなリフレッシュを取り入れてみてください。

・好きな音楽を聴きながら軽いストレッチや深呼吸をする。
・散歩などの軽い運動で気分転換を図る。
・家族や地域の支援を頼って、週に一度でも介護から離れる時間を作る。

無理なく続けられるリフレッシュ法を見つけることが大切です。

最後に

介護をする側が健康を守ることは、介護を受けるご家族の安心にもつながります。自分の健康を犠牲にせず、できることを少しずつ取り入れてみてください。あなた自身の体と心をいたわることが、結果的にご家族を労わることにもつながるでしょう。

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