#17 居場所
前回のストーカーの件がひと通り終わり。
とりあえず、これからの学校生活頑張ろうって
踏ん切りをつけようとした時、1つ前の記事に書いた
仲の良い男友達が突然音信不通になった。
クラスみんな、担任含め連絡取れなくて。
連絡が結局取れたのは半年ぐらい先だった。
その連絡が取れた時には「学校やめる」という
話だけ。
中学と違って友達がやめてくことが、あるのが高校なのかって改めて感じた。
卓球部も一緒で、いつも試合してもらったり。
一緒にいて、すごくたのしかった友達だからこそ
正直悲しい気持ちになった。
それと同時に、追うようにもう1人。
入学式の日に声をかけた前の席の女友達まで
学校に来なくなってしまった。
その子も突然なぜ学校に来なくなったのかが分からず
徐々に遅刻が増えて、最終的には学校に顔出さなってた。
その2人以外とあんましクラスでは喋らなかった。
だからこそ自分の居場所がわからなくなり始めた。
友達いなくとも勉強する場が学校。
そんなの分かりきってるし、けど友達がいるから
学校生活は何倍も楽しいところで……。
ストーカー気質な変な人はいるし、友達離れてくし。
マジで学校やめようかなってさらに強く思った。
もう色々気持ち的に訳分からなくなってて。
唐突にスクロールしなきゃ読めないほどの長文を女友達に送った。
内容も「学校来ないのは何かしらの理由があるからなんだよね。その理由は私は分からないけど、学校を辞めるか辞めないを決めるのは〇〇だし、どっちを選んでも応援するよ。」
こんな感じのを。
すぐに既読が着いて「ありがとう」って返信帰ってきて
何故かその時、ものすごく泣いた。
けど、気持ち伝えられたって言うのでスッキリ気持ちもあった。
その数日後、友達が来るようになった。
「あの長文で、ここまで私の事をわかってくれる人がいるのに辞めるのはやっぱり違うなって思って。しかも先生たちやカウンセラーの人達は引き止めてくれたのに、奏だけ選択肢に否定しなかった。それがものすごく嬉しかった。ありがとう。」
と伝えてくれて。すごく嬉しかった。
その女友達は単位が足りず、担任と一緒に教科担任に頭下げて何とか進級した。
すごいなって見てて思った。
「全てのやる気も奏のおかげ」っていつも今でも言ってくれた。
私の大事な居場所を無くすこともなく。
ずっと隣にいてくれる「親友」が出来た。
本音で気持ち伝える大切さも同時に学んだ。
ほんとに良かった。
今回はここまで。
中学の時、「親友だね」と言ってくれてた子が離れていくみたいなトラウマからまた仲の良い人がいなくなってくことがものすごく嫌で。
また1人になるんじゃないかとかなんかそんなようなことをぐるぐる考えてた。
考えすぎなのかも知んないけど、一通り周りと話して合うなって子が書いた男友達と女友達、この2人だったから尚更だったのかも知らない。
長文も迷惑かなって思ったけど、送ってよかったってすごく思ってる。
私にとっては結構大きな壁でした。
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