今夜開催!【秋の読書会】『鵼の碑』京極夏彦さん
私が読まずに飾っている煉瓦、京極夏彦さんの小説『鵼の碑』を、Tatsuo Shimojimaさんも積読していると知り、読書会のお誘いをしたのが先月。
この度お互いのスケジュールが合ったので、満を持して開催することになりました!
読書会ってやったことがないんですが、一緒なら楽しく読めそう。
もし煉瓦を積んでいる方がおられましたら一緒にいかがですか?
なんと9月13日に文庫版が出るらしいですよ!
私ものんびり読むので、遅れての参加でも大丈夫(?)!
みんなで憑きもの落としをしよう!!
京極夏彦さんは有名な作家さんです。
インパクトつよつよの登場をして一世を風靡した方。
まず度肝を抜かれるのはその本の分厚さでしょう。
それが二段組みなんです。恐ろしい文字量。
北海道小樽市出身。
今どき持ち込みで最速デビューが決まった希有の人物。
メフィスト賞はこの人の影響大で創設されたと言われていますね。
1994年に『姑獲鳥の夏』でデビュー。
当時私はまだ10代!
京極さんもまだ若かったから、中禅寺秋彦のような衣装を着ると本人みたいでしたね。
当時、同人界ではミステリブームが起きていました。
京極さんの他には、島田荘司さんが人気でしたね。
綾辻行人さんや、有栖川有栖さんとか、妹に勧められていっぱい読んだ気がします。
私は榎木津礼二郎が大好きです。だから賛否両論の趣があった『邪魅の雫』も好きです。あの毒いいですよね。欲しい。
京極夏彦さんを教えてくれた妹は、当時中学生くらい。
好きなカップリングは京極堂×関口くん。当時は定番人気でした!
BLではあるけれど、いちゃいちゃべたべたするのではなくて、キュンキュンする密かな両片想いを書いていましたね。
(ふたりとも素敵な奥さんがいるのに~)
あとは、ほっこり系ギャグ漫画を書いていました。
時々「なんかネタくれ~」と私に言ってきたので、いくつか提案したことがあります。
覚えているのは、スランプ中の関口くん(小説家)が、鳥口くん(編集記者)から魔法の万年筆を貰う話です。
万年筆を持って呪文を唱えると、自然に手が動き出します。
「書ける、書けるぞ!! 名作がどんどん浮かんでくるぞぉ~!」
大興奮、大盛り上がり。生きる自信が湧いてくる!!!
作家としての私の憧れが込められた話でした。ちなみに妹の意向により夢オチです。
呪文は、ラナウヨサニシンブンモンサ!
不思議な魔法、君も唱えてみるかい?
夜も更けてまいりました。そろそろ読みましょうか?
さぁさ、宴を始めましょう~~~~!
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