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おじさん仕事探しの現実 その3【就職活動編】

こんにちは。もうすぐ役職定年の59歳銀行員 "じぃ" です。
就職(転職?)活動がうまくいっていないことを以前ブログに書きましたが、その際、おじさんLCCメンバのみなさまから、新たな転職エージェント・顧問マッチングサイトを教えていただき、転職活動の幅を少し増やしてみることにしました。
しかし、おじさんの定年間近の就職活動は、まさに悪戦苦闘(泣
精神的にもだいぶ削られ、定年間近のおじさんの悲哀を噛みしめています。

それでも、新卒の就職活動に比べれば、定年前の就職活動には、高齢再雇用という逃げ道があるのが救いかも。。。

1.転職エージェント登録


■マイスター60
トップページに「シニアに特化した人材サービス会社」とあり、まさにストライクゾーンの感じ。求人検索をしてみると(2021.11時点)案件数は390件。
ところが、自分に経験のあるIT関連の仕事は思いのほか少なくて4件のみ。
求人の多い職種は、施設・設備関連150件、設計(建築・土木・電気)26件、施工管理(建築・土木・電気)101件など。
自分が資格を取ろうとしていた「電験三種」を前提としている仕事が多いのですが、「電験三種」は自分には難し過ぎて挫折してしまいました。
やはり難しい資格なだけに、ニーズはあるようです。

■アクティブシニア就業支援センター
55歳以上を対象にした無料職業紹介所で都内11か所に設置されているそうです。東京しごとセンターの関係機関のようです。
東京しごとセンターは登録済みなので、本気で仕事探しを始めたら行ってみたいと思います。(実はまだ60歳で退職するか決めることができていません。。。)

■ iX転職
転職サイトに登録する際は、個人情報がどう使われるのかという不安があります。運営会社が知らない会社だとなおのこと。
こちらは、バブル世代求人誌DODA(デューダ)と同じ運営会社パーソナルキャリアという会社だったので、きっと大丈夫だろうということで登録してみました。
メールで求人情報が来るものの、なんとなく、若い人向けの感じがします。

■JACリクルートメント
ちょうど、JACリクルートメントの職歴入力画面で登録している最中に、なぜかおじさんLCC美冬さんから「前職の先輩がエグゼ担当になるから紹介しましょうか?」との連絡がメッセンジャーで届きビックリ!
「こんな偶然なタイミングがある?」と思いましたが、これは神の思し召しではないかと、まずは連絡(笑)

そして、今年1月、美冬さんの先輩と面談
私の年齢にも関係なく、しっかり面談していただき、履歴書の書き方などもアドバイスしてもらえました。
私の就職希望時期が来年4月(定年退職のタイミング)なので、現時点ではまだ早くて、だいたい3か月前くらいから案件があるとのことでした。
今年後半くらいから、また連絡させていただき、本格的に活動したいと思います。


2.顧問マッチングサイト


■顧問名鑑
顧問名鑑のHPを見てみて、わずか数秒で「自分とは別世界」と悟りました。
「顧問候補者の業界別ご出身企業名・ 最終役職」という欄を見ると、
  〇〇銀行/代表取締役副社長
  △△証券/代表取締役社長
  ✕✕商事/ドイツ法人社長
     :
といったような経歴が延々と並んでいます。
「おじさん」でなく「おじさま」という括りだと思います。キラキラした経歴の方ばかりで、自分にはまったく場違いなサイトでした⤵
中古車(おじさん?)販売店に例えると、ベンツ・BMW・アウディ・レクサスが並んでいるところに、「軽トラ」が並んでしまうような感じでしょうか。
そもそも、購買層が違ってます。

画像1
↑これ私です


3.直接エントリー


これまで3回転職しましたが、いずれも転職サイトでなく、新聞求人広告や企業のHPを見て応募してましたので、今回も、そんな感じで求人を探してエントリーしてみました。

■〇〇〇〇庁
昨年5月になりますが、新しくできる〇〇〇〇庁が民間人材を採用するというニュースを見て、応募してみました。

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じぃ 様
xxxx 情報〇〇技術(IT)〇〇戦略室 の 【プロジェクトマネジメント】プロジェクトマネージャー(システム企画) へ応募いただきありがとうございました。
あなたが入力した情報
————————————————————————
<名前>
じぃ
<メールアドレス>
jii@ojisan.lcc
<電話番号>
000-0000-0000
<職務経歴書>
xxx.pdf
<履歴書>
xxx.pdf
<経歴>
————————————————————————
※本メールは応募をしていただいた方に自動返信しております。
 本メールに返信していただいても応募先へ届きませんのでご注意ください。
xxxx 情報〇〇技術(IT)〇〇戦略室


そして、応募の結果ですが、もう一年くらい待っているのですが、お祈りメールすら来ません。

「黙殺」でした。

「平〇大臣! 履歴書読んでくれましたかー? 会食接待受けるのに忙しそうだったから読む時間なかったよねー?」

大臣も交代しちゃったし、もう連絡きませんね(笑


■〇〇庁
なんと選考案内の受験資格を見ると、年齢は26歳から59歳まで
私の年齢は59歳
とりあえず応募しておくしかないと、急ぎ書類を整えて提出しました。公務員社会なので、専用の履歴書フォーマットに手書きです。大変。。。

応募してみたものの、1次選考は教養考査、専門考査、経験小論文、論文と4つもあって、ガチの試験
教養考査は、苦手な歴史・公民・国語読解、おじさんには難解な知能テスト的なものなど30問。
専門考査は、ネットで調べても回答がわからないようなガチな問題。情報処理試験の知識に関連し、捜査で使いそうな専門的な内容が深掘りされていて、まったく歯が立たない感じです。
それでも、少ない時間の中、おじさんLCCのYouTubeライブ「おじさん本音トーク!」も休んだりして、ガチで勉強してみました。

1次選考の試験会場は、府中にあるポ〇〇アカデミー
80年代に映画で観た、あの楽しそうなコメディ感は一切なく、厳しい規律を感じる巨大な学校でした。
試験のあった教室は、射撃練習場の隣り。。。
そんな教室で朝から夕方まで試験。疲れ果てました。


そして、1次選考の結果を待つこと3週間。。。


選考結果通知が来ました。


受験申込は6名。受験者は4名。合格者は1名。


私の成績は。。。



2番⤵ 「不合格」

■〇〇庁
こちらは、任期付き職員の採用というのをやっていて、応募してみることにしました。
昨年取得した資格「情報処理安全確保支援士」や「システム監査技術者」が応募条件に入っていたのもきっかけです。
専用のExcelフォーマットに記入して郵送。手書きでないのはありがたいです。

こちらは、送った履歴書と「志望動機」を書類選考した後、面接試験となっています。
書類を送った1週間後くらいに、オンライン面接の案内メールが来ました。
面接官は4人。
いや~、緊張しました。

最初に、提出した「志望動機」について質問されたのですが、何を書いたか思い出せず、「あっ!あれっ?書かせていただいた通りです」などとしどろもどろに返答。
その後の質問に対しても、考えがまとまらないうちに、何かを早口で話し始めてしまい、話しているうちに質問が何だったかを忘れて、何を言っているかわけわからなくなるという悪循環。。。
そんなこんなで、面接時間は20分くらいで、グダグダのまま、あっという間に終了。。。

いまの職場で、新入社員の採用面接を何度か担当しましたが、逆の立場になってみると、こんなにもダメなものかと。。。(泣

こちらの〇〇庁には、仕事で、過去何度もお詫び文書を持っていってましたが、今回は逆にお詫びメールをいただいてしまいました(笑
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選考に関し慎重に検討させていただいた結果、誠に残念ですが今回は貴殿の採用を見送らせていただくこととなりましたので、ここにご通知申し上げます。 今回は、ご志望に添うことができず、誠に申し訳ございません
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〇〇庁から謝ってもらったの初めて。。。

■東〇〇デジ〇〇局
転職サイト[en]ミドルの転職からのメールで「東〇〇デジ〇〇人材を公募開始。」という標題が目に留まり、とりあえず応募。
さすが「デジ〇〇局」ということで、エントリーはWebから可能でした。
入力する内容も簡単!

などと、調子いいことを考えていたら、結果の連絡も簡単!
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予想を超える応募があり、全ての皆様のご希望に添うことができず、
大変心苦しい限りですが、書類選考(第一次選考)の通過を見送らせていただきました。
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百合子さんにお会いしたかったのに残念です。。。


■〇高〇〇所
こんなところがデジタル人材?
違和感しかありませんが、定年間近の自分としては、数を撃つしかないので、まずは応募。
直接の応募はできず、転職サイト経由のエントリー。
転職サイトへのエントリーは面倒でしたが、応募は、募集職種のボタンをクリックするだけ。
これなら、何社でもエントリーできますね。

なんて言っているうちに返事来ました。
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関係する部門と検討・協議を行い選考しましたところ,誠に残念ではございますが,貴殿からの応募をお断り申し上げることとなりました。何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。
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う~ん。判決は、「敗訴」でした。


■東〇〇〇局
もう一つ、なんでこんなところがデジタル人材?というところです。

「必要経験」の欄を見てみると、「人工知能(AI)の実装に必要なプログラミング技術」「複数のデータ分析ツールの使用経験」「機械学習を用いたデータ分析」となっていて、どれもまったく知らない分野のため、応募はしないことに。。。

これまで、いろんなところから「お断り」されてきて悔しい思いをしたので、今回は、こちらから「お断り」してやりました!(笑)
(応募してへんだけやん。。。)

それにしても、東〇〇〇局が、デジタル人材募集なんてなぜでしょう?
財務諸表などを入力して、人工知能で課税・徴税逃れを見抜こうということなのでしょうか?

人工知能に任せて、公務員を減らし、税金安くしてほしい。。。

■日〇〇行
こちらは、facebookでフォローしていた法人なのですが、「中途採用サイト開設」のお知らせが出ていたので応募。
この法人は、過去、仕事の関係で知り合った方もいらっしゃいますが、超エリートの方々です。そもそも中途採用なんて不要な職場だと思いますけど、どういうことでしょう。。。?
と思ったら、募集の職種が「SE」という土方的な仕事でした。
超エリートの職場では不人気な職種なんだと納得(笑)

志望動機書800字書くとか苦痛ですが、とりあえずエントリーしてみることにしました。
エントリー後、面接に進む人だけ連絡が来るシステムです。

そんなわけで、連絡を待っていたところ。。。



なんと!




やはり何も来ません。
お祈りメールを受け取るシステムよりも、不採用のショックを受けないので、意外と良いシステムかもしれません。

■〇〇ほ〇行
募集職種がシステム監査の仕事で少し興味あり。
しかも、こちらのシステムは、ときどきとんでもないトラブルが起きて、ニュースでもお馴染みのシステムです。
同業他社なので、どう考えても60歳前の人を採用するとは考えられませんが一応エントリー

こちらも、書類選考通過者にのみ連絡が来るシステムで、いまだ待ち続けています。。。

■〇〇〇業〇
業務内容は「ITシステムの利活用・高度化やサイバーセキュリティ対策の統括」など。
よくあるご質問
Q.応募の年齢制限はありますか。

A.年齢制限はございません。
このようなことが書かれていると、とりあえずエントリーしかありません。
応募にあたって「小論文2000字以内」という面倒な宿題もありましたが、おじさんの持久力で頑張ってエントリーしました。

こちらも、面接対象者のみ連絡が来るシステム


粘り強く待ち続けています。


もう3か月も。。。

■〇務〇
非常勤でデジタルアドバイザーを募集していました。年収はだいぶ下がりますが、職務経歴書などは改めて作る必要はなく、転職サイトに登録してある情報だけでよかったので、とりあえず「応募」ボタンをクリック!

結果も簡単。一週間もかからず返信いただきました。
「不合格」

だんだん、不合格の通知に何も感じなくなってきました(笑

■GP〇〇独立行政法人
情報システム部門があって、そこで募集していました。
とても人数の少ない法人なので、どのような仕事か想像つきませんが、なにごとも「ちょっとやってみる」ということで応募することに。
こちらも志望動機的なものを1000字。どんな仕事かも知らないのに(笑

そして、応募結果ですが、もういつも通り(笑
いえ、本当は泣いています

↑このお金を運用している法人だそう


4.おじさんの就職(転職)活動は厳しい


よく言われていることですが、あらためて実感しています。
自分の経験がシステム関係だし、資格も取っているので「なんとかなるのでは?」などと、やや楽観的に考えていましたが。。。
ここまで17か所に応募して全滅です。

おじさん本人の意識としては、能力や体力が大きく落ちた感じはないのですが、採用する側からするとやはり「おじさん」を敬遠するのでしょうか。
確かに、自分が採用する側だとしても、自分と同じような人が応募してきたらスルーする気がします。
この意識、なぜなんでしょう?

おじさんは仕事しなさそうだから?
おじさんは融通利かなさそうだから?
おじさんは頭が固そうだから?
おじさんはわがまま言いそうだから?
おじさんは話しが遅いから?
おじさんは自慢しそうだから?
おじさんは臭そうだから?

人生100年時代とか言われている中、年金問題を解決するためにも、「おじさんの就業機会」が必要だと思うのですが!

おじさんが就職するために、どうすればいいのか教えて欲しいです。。。



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