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暮らしとモノづくりのはなし
明けましておめでとうございます。
当たり前がいろいろと覆った2020年、家で過ごすことが増え、自分の「暮らし」を見つめ直す機会となりました。
暮らしを構成している要素は色々とありますが、私達が日々食べるもの、食べる器、着る服、電化製品、暮らす家… それらはすべて、世界のどこかで誰かの手によって生み出されています。ところが改めて考えると、どこでどんな人がどんなものを使って作ったものなのかが見えないものが、あまりにも多いことに気付かされます。
私がこの文章を書くのに使っている、Mac Book Airも
スティーブ・ジョブズやティム・クックの顔は頭に浮かぶけれど、実際にデザインを考えたデザイナーや、一つひとつの部品をつくったり組み立てたりしている人の顔は
まったく知ることができません。
それは一見当然のことのように見えて、立ち止まって考えてみると、どこか寂しさのようなものを感じたり違和感を抱く方もおられるのではないでしょうか。
大量なモノに囲まれている今だからこそ「モノづくり」に目を向け 、モノにの背景、モノの価値、モノへの愛着を感じていくことが本当の意味での豊かな暮らしへとつながっていくと考えています。
濾庵-ryoan-では「モノづくりをもっと身近に」をコンセプトに、様々なモノづくりに関する情報を発信していきます。
2021年も、どうぞよろしくお願いいたします。