思い出が輝くとき
こんにちは!
訪問看護ステーションlifeで看護師をしている田代さとみです。
我が家でカブトムシとクワガタが羽化しました。
幼虫時代からの付き合いなので、図鑑で見るとオエっとなる見ず知らずのサナギや成虫とは大違い。
不思議と嫌じゃない。むしろ可愛い。
そして生まれたての艶やかな姿に感動。
人間の赤ちゃんみたいに、ホワホワした産毛のようなものに覆われているんです‥
なんて尊い。
子供のおかげで貴重な経験をさせてもらっている夏です。
かなとよ、ありがとう。
近況について
今回は旅noteにしたいと思います。
あらネタ切れ?
確かに業務と管理者研修の課題に追われ、思うようにインプットできていない自覚はあります。
読みたい本がなかなか読めずにいて満たされない思いを抱いているんです。
時間を気にせず本を読んだり、勉強したりしたい。
ちなみに最近読んでこころが震えた本は、近内悠太さんの「利他・ケア・傷の倫理学」です。
ケアについて考え続けている毎日です。
もっともっと深めたい永遠のテーマです。
たまにパラパラめくってジーンとしている本は、辻村深月さんの「あなたの言葉を」です。
坂口恭平さんの「生きのびるための事務」も良かったな。
(好青年に貸出中。読んでくれたかな)
とはいえ、管理者研修の動画を見て一応インプットはしているはずなんです。
でもなんだか右から左に受け流している気がするんだな‥
隙間時間にながら受講しているからこうなるのでしょうけれど、
ひーだりにうけながすぅ(ムーディ勝山を思い出してください)なんです。
集中してちゃんと学びたい。
でもそんなこと言い出したらキリがないし、こうなることを想定して自分で望んで受講している管理者研修なので、頑張る。
変化を恐れず学び続ける。
私の美学であり、lifeのスタッフにも学び続けることを誓っているので、
必ずやり切ります。
さて本題。沖縄に行ってきました!
先日、数日間お休みをもらって、沖縄に行ってきました。
家族旅行です。
起業以来、自分のためにまとめて休みをもらったのははじめてでした。
旅行に行くにあたり、業務を前倒しにして頑張ったのだけれど、
飛行機搭乗直前にミスが発覚。
搭乗のアナウンスが響く中、電話連絡して説明と謝罪。
悔しくて悲しくて、涙を堪える42歳。
子どもと繋いだ手に力が入っちゃう。
飛行機に乗ってからすぐ、認知の4点セットでリフレクションしました。
これで切り替えられました。
落ち込むことは簡単にできる。
でも、私はケアの専門職です。
相手のために自分が変わるんだ。
知識は自分を助けてくれます。
『学びの実践はセルフケアである』
最近の私の持論です。
旅行から戻ったらもう一度仕切り直して頑張る。
誠意を持って対処する。
そう決めたらスッキリしました。
仕事に奮闘してきたこの数年間。
看護師、管理者、経営者。
どれも私の大切な一部だけど、全部ではない。
私だって人並みに旅を楽しんでもいいはずだ!となりました。
(根がポジティブなので意外と切り替えは早い)
私と夫にとっては大学の卒業旅行以来約20年ぶり、子供達にとってははじめての沖縄でした。
梅雨明けした沖縄はとっても暑くて、空が高くて真っ青で、大きい入道雲がもくもくしていました。
植物の葉っぱも緑が濃くて、まっすぐ太陽に向かって伸びている感じだ。
蝶々みたいに飛ぶトンボや大量のヤドカリ、木登りトカゲ。
郡山ではみられない生き物も見ることができました。
沖縄に引っ越して頑張っている友達にも会えたし、
友達の友達やご家族にも会えたし、
それはもう素晴らしい時間でした。
沖縄の人々との時間は言うまでもなく素晴らしかったのだけど、
同じくらい素晴らしかったのは、友達に紹介してもらった宿泊施設です。
素敵でしょう?
2人とも気持ち良すぎてグースピー。
(田代家ではぐっすり眠っている様子を「グースピー」と表現します)
こちらの管理をしている管理者さんも素敵な人で‥ファンになりました。
子供達もすっかり懐いちゃって、「あれ?いない」と思ったら、
絵描きしりとりで遊んでもらってました笑
ゴーヤーチャンプルー、焼きそば、なんとかという瓜科の漬物‥
(ご好意で特別に振る舞ってくださいました)
沖縄の方が作る家庭料理の美味しいことと言ったらもう。
自家製シークァーサージュースや庭でとれたパッションフルーツも美味しかったし、
チェックアウトする時にはシーチキン味噌入りのおにぎりまで持たせてもらって。
(このおにぎりも最高に美味しかった。優しい味がした。)
また必ず会いに行きます。
住む場所を変えて頑張る友達(ムナカタサトミ)からも、力をもらいました。
アラフォー世代、さとみという名前多い。
(今は絶滅してるでしょうけど)
自分を変えたければ、環境を変えなさいとはよく言いますが、
その通りだと思いました。
彼女は環境を変えたことで、自分の核となるものを掴もうとしているように見えました。
作業療法士の彼女。
まさに自分自身に作業療法をしているのだと思います。
転職して沖縄に行くと聞いた時は「えー!」と思ったけど、
沖縄で会ったら、
なるほど、来るべくして来たんだなと思いました。
自分の人生と真剣に向き合い悩むことも、美しく尊い作業だと思いました。
サトミに幸あれ。
その友達に連れられて、泊まっているところから車で数分のところのビーチに朝日を見に行きました。
言葉になりませんでした。
太陽のエネルギーを感じて、今、生きていて、よかったと思いました。
連れてきてくれて、ありがとう。
朝ごはんを食べた後、またここのビーチに戻り、海水浴をしました。
熱々のカップルが1組とテントを張って泊まり込みで釣りをしているおじさんと、私たちだけ。
こういう場所を穴場と言うのでしょう。
娘は波を受け止めるたびに「ギャハハ」と大笑い。
誰に似たのか陽気な彼女。
「ママ大丈夫?」何かと私を気遣ってくれる私の看護師さん。
沖縄の強い日差しが似合ってた。
息子は沖縄に行ってもポケモンカードを手放すことなく、オタクキャラを貫いてました。
寝起きで野生ヤドカリに指挟まれてテンションガタ落ち。
シクシク泣いて、朝食も一人離れたテーブルで食べるほど落ち込んでました。
ほんと、息子らしくてオモロです。
夫はサンオイルを塗って日焼けを楽しみ、初めての道とは思えないほどの鬼運転で沖縄を爆走。お腹が空いたらテビチかソーキソバか島らっきょ。笑
沖縄料理が合うんだね。
(私はテビチ見ただけでお腹いっぱい)
とにかく終始楽しそうな家族の姿を見て、来てよかったと思いました。
子供達はお土産を選ぶのも楽しかったみたいで。
リストを書いて、お友達を思い浮かべながら選んでいました。
私はショットグラスを購入。
素敵な宿泊施設に同じショットグラスの青バージョンがおいてあって。
(そこでは爪楊枝入れとして活躍していた)
もうね。即決です。値札も見ませんでした。
だって。
ねぇ見て。
可愛くないですか?
沖縄旅行、とにかく最高でした。
あの暑い空気や感じたことのない日差し。
子どもと手を繋いで歩いたうるマルシェ(産直)やレンタカーの中で聞いたビギンの歌声。
ちょっとしたことだけど、もう戻れない、かけがえのない時間だ。
子供たちにとってどんな思い出になるかわからないけど、
いつか支えになってくれたらうれしい。
私も、また沖縄に行けるように、頑張るぞ。
頑張るけど、人間、たまにはちゃんと休まないといけないね…
働いてばかりいるそこのあなた。
休んでいいんですよ。
沖縄楽しんできてください!
と、快く送り出してくれたスタッフのみんなにも感謝です。
具合いが良くない利用者さんにも臨機応変に対応し、lifeらしく動いてくれました。
ありがとう。
そして現実に戻る
沖縄から戻ったと思ったらあっという間に7月も下旬。
相変わらず訪問看護を楽しむ毎日で
life通信もnoteも手付かずだやばい‥となっていました。
手帳に書いて実行するのみだけれども。
だからこうして書いているわけなんだけれども。
こんなふうにやることが山積みで自分で自分にプレッシャーをかけてしまう時がある。
真剣を通り越して深刻になっちゃう時がある。
そんな時に繰り返し手に取っている本があって。
沖縄を舞台にした物語が描かれている本で、
そのなかに出てくるおばさんの、家族の問題で揺れ動く主人公を励ますセリフに、私も励まされる。
本当にその通りだなぁと。
家族との思い出に限らずそうだと思う。
挫けそうになったり、もうダメかもしれない、助けてーと思ったときに自分を救ってくれるのは、
ちっちゃくてくだらなくてしょうもない思い出や、そういう思い出を共有できる仲間だと思います。
だから、くだらないことも一生懸命大切にした方がいいし、しょうもない話ができる友達も、たくさんいなくてもいいから、持っていた方がいいと思います。
私は基本一人が好きだけど、しょうもない話ができる人は何人か思い浮かびます。
そういう友達や仲間は大事にしたいです。
lifeで飲み会を大切にしたり、わけもなくリレーをしたりするのは、みんなとくだらない思い出を共有したいからです。
いつかキラキラ輝いて、それぞれをそっと支えてくれると信じています。
おわりに
旅noteというより徒然noteだな…
明日はlife歓迎会で、挨拶も考えなきゃいけないので、
このあたりで終わりにします。
やることいっぱい!
ワタシ、管理者になってからは飲み会の時も毎回原稿を用意しているんです。
何も見ないで挨拶する人、ほんとにすごいと思います。
あたしゃ原稿がないと不安だヨ。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
幸あれ〜!