お正月飾りを飾るタイミング①
2022年も今日を含めて、あと4日です。
そろそろ仕事納めの方も多い頃でしょうか?とは言っても、お子さんが冬休みに入る年末年始こそ忙しいというママ、パパも多いかもしれません。そんな忙しい年の瀬ですが、今日はお正月準備について書いてみます。
日本には昔から「ケの日」、「ハレの日」という考え方があって、お正月などの季節の行事や風習はこの「ハレの日」にあたります。「ハレの日」は心を落ち着けて過ごす❝節目の日、特別な日❞のこと。そして「ケの日」は、普段の基本的な暮らしを大切にする❝日常❞のことです。(とは言っても、現代ではケの日もなかなか忙しい日々です)
そんな中、私が常々感じているのは、「ケの日」は「ハレの日」に向けて季節のうつろいや自然の変化を探したり、「ハレの日」の準備をしたりして過ごしているな~。そして、「ハレの日」は神社仏閣に参り、「ケの日」(普段の日常)につつがなく幸せに暮らせるように神様にお願いしているな~ということ。
「ケの日」と「ハレの日」ってそれぞれ別々ではなく、「ケの日」は「ハレの日」のために、「ハレの日」は「ケの日」のために、どちらも大切で、どちらが欠けてもバランスが崩れてしまう、そんな関係性なのです。
現代社会では「ハレの日」の行事や風習をあまり大切にしなくなり、知らず知らずのうちに廃れてしまっている状況です。でもね、「ケの日」と「ハレの日」が実は繋がっているように、本当は「ケの日」と「ハレの日」が両方あることで暮らしにメリハリが生まれ、自分らしく生きられているのです。
私が伝えたい❝季節を感じる暮らし❞は、季節のうつろいの美しさはもちろん、春夏秋冬と季節が巡ってまた次の春が訪れるように、私たち人間も良いこともあれば悪いこともある、でもいつも変わらず季節は巡り、また次の春が訪れるということ。(上手く言えませんが・・・)季節のうつろいを軸とした暮らし(季節軸の暮らし)って、実は自分軸で生きることなんじゃないかな~と思っています。
な~んて、お正月準備について話さないうちに結構な文字数になっちゃいました(笑)お正月準備については、次の投稿でお話します。
季節を感じる暮らしを通して、皆さんの日々がより豊かにふくらみますように♪このページを見つけてくださりありがとうございました。
今日も良い一日になりますように♪
kana【季節を感じる暮らし/四季ソムリエ】