カメラを持って、唐津・呼子旅(2日目)
「洋々閣」の朝食
唐津の老舗宿「洋々閣」迎えた朝、静けさの中に潮騒の音が心地よく響いていました。
7:30前に1Fの朝食会場へ向かう際、朝日が建物内に美しく差し込んでおり、美術館で作品を鑑賞しているような贅沢な気分を満喫。
朝食会場へ入るとまだ私たちしかいなかったので、誰もいない空間を急いで撮影しました。
美しく手入れされた中庭を眺めながら頂く朝食時間は、この上なく幸せ。
早朝から庭木の手入れをされている男性がいらっしゃったのですが、後にこの方が洋々閣の会長御歳92歳であることを知りました。
洋々閣名物「茶粥」をはじめ、手作りのやさしい味わいのお味噌汁やお野菜料理にお漬物にお豆腐など、美味しい朝食をゆっくり堪能。
チェックアウト前に最後の宿散策をして、建物やお庭に離れなどを時間を忘れるくらいのんびりと味わいながら、宿の方々にお礼を伝えて名残惜しくも宿を出発。
ベーカリー「9neuf」で本日2度目の朝食
唐津の中心地へ向かって歩いていると大好きなパン屋さん「9neuf」が近かったので急遽、立ち寄ることにしました。
自然光が降り注ぐ店内には美味しそうなパンが並び、可愛い店内にテンションも上がります。
宿の朝食が早かったので11時にこの日2度目の朝ごはんタイム。
奥のカフェスペースが空いていたので、こちらでひと休みしました。
巨峰、いちじく、メロン、オレンジがたっぷり詰まったフルーツサンドがなんと350円と驚きの価格!
ひんやりしたパンと甘さ控えめのクリーム、そしてフレッシュなフルーツの組み合わせが大好きです。
呼子で見つけたクラフトビール
唐津から呼子まで40分ほどのドライブを楽しみながら向かうも時刻は12時過ぎ…呼子朝市は終了していました。
朝市は終了していましたが、通りで素敵な建物を発見!
築80年の元文房具屋さんだった建物をリノベーションしたクラフトビールのお店「Whale Brewing 」は、河太郎が営む呼子クラフトビール醸造所。
おみやげ用にペールエールとヴァイツェンを購入。
久しぶりに訪れた呼子は新しいお店もいくつか増えており、以前より観光客や若い方を多く見かけました。
次回は早起きして朝市巡りたい!!
波戸岬
呼子からさらにドライブをして波戸岬へ向かいました。
東松浦半島最北端にある波戸岬は玄界灘に面しており、前夜の荒天のため海がしけていたので、大人でも飛ばされそうなくらいの突風と強風。
遊歩道を歩いていいるだけでも飛沫が顔にかかり、しょっぱいくらいの荒れ模様。
波戸岬の目的は、清家清さん設計の「玄海海中展望塔」を観ることでしたが生憎の強風で展望塔が封鎖されており、外からの見学となりました。
波戸岬の陸地から86mの桟橋でつながれた展望塔は高さ20m直径10mあり、陸から繋がる姿が優雅かつ存在感抜群。
海中には24個の海中窓があり、水深7mの海中展望室から魚や海藻など海の生き物が見れるそう。 次回は海中展望塔にぜひとも入りたい!
不思議なことに、先ほどの岬と陸続きの海水浴場はなんとも穏やかな海の風景。同じ岬にいると思えない天候の差に驚くばかり。
波戸岬でイカとサザエ焼きの屋台小屋を満喫
波戸岬を訪れたら名物の屋台小屋でイカとサザエ焼きを食べたいなと思うこと数年、ようやくその日が訪れました。
小屋の中は10店舗ほどが横一列で並び、メニューも金額も同じ設定で商いを行なっています。
窓に吊るされたイカがなんとも言えない!
イカとサザエを1皿づつ注文。
サザエがっとても美味しかったので急遽、もう1皿追加。
イカとサザエが美味しいのはもちろんだけど、海小屋で地元の女性の方々が並んで焼いてくれる光景が風景遺産だなと感じました。
前川國男事務所設計「佐賀県立名護屋城博物館」
最後に訪れたのは、前川國男事務所が設計された「佐賀県立名護屋城博物館」。
熊本県立美術館を思い出させてくれるような、前川國男建築らしさが随所に現れており、隅々まで見学を楽しみました。
唐津駅でレンタカーを返却し、バタバタとお買い物をしていると予定していた快速電車に乗り遅れ、駅前のカフェで早々と夕飯を済ませようとするも、調理に時間がかかるとのことで結局2本電車を見送り、なんだかんだで美味しい食事でこの旅を締めました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?