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鳥Aves note I-xxii
空と雲の写真とともに、断章詩篇『鳥Aves note I』をお届けします。
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鳥Aves note I-xxii
特徴の多い鳥の骨格の中でも、複数の手根骨と第1-3中手骨が癒合し構成される「手根中手骨」は特異な形態で、塊状の手根部分と大黒柱のような第2中手骨部分と、これに隣接する弓のような第3中手骨部分からなる。遠位に続く第2指・第3指の指骨と強固に連結し、初列風切羽の土台となっている。前腕の次列風切羽も尺骨に鳥類独特の特徴を刻印している。尺骨後面には次列風切羽の付着点が、連続する顆粒状の骨の高まりとなっている。
——『鳥の骨探』松岡廣繁・安部みき子(株式会社エヌ・ティー・エス 2009.6.1)