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山梨県の巨樹のこと
7月23~24日、山梨県北杜市からの帰り道、
一般道路を通って、
気になる巨木や神社に立ち寄りながら帰る
ドライブを楽しんできました。
山梨県北杜市から、笛吹市を経由して河口湖へ
そして山中湖を経て太平洋側へ出るコース。
山梨県、静岡県、神奈川県の3県をまたがる
長距離ドライブでした。
調べてみて、山梨県は巨木がとても多いことがわかりました。
しかも、北国でみられるような山地性の樹木が多いので
あれもこれもと迷ってしまいます。
1本目は、
気になっていた山梨県指定天然記念物「比志のエゾエノキ」へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1659811231683-USsyg9QGUM.jpg?width=1200)
場所を調べて知ったのですが、
昔バッチフラワーエッセンス長期講座の
補講として行ったみずがき山の途中にありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659811280409-r7dITah2oM.jpg?width=1200)
エゾエノキは東北ではよくみられる親しみのある樹木です。
象の足のようにどっしりとした幹を持っているけど、
その幹は腐りやすく、そして葉は柔らかい緑色。
とても優しい印象があります。
集落も、比志神社を昔から守り続けている歴史があって
あたたかな雰囲気が流れていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659811503211-hRH9kRVZYA.jpg?width=1200)
次に行ったのは、山高神代桜。
国指定天然記念物だけあって
既に主幹は朽ちていますが、
残っている枝一本一本を大事にしている姿が
圧巻でした。
桜の季節はどうなのだろうか?
古木が花を咲かせる姿には感動します。
観に行けたらいいなあと思っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1659811658138-PtaBOPQXmC.jpg?width=1200)
次にいったのは韮崎市穂坂宮久保のクヌギ。
クヌギは太平洋は岩手県、日本海側は山形県以南に
自生し、関東平野では雑木林を代表する樹木ですが、
青森生まれの私にとっては珍しい樹木。
青森県指定天然記念物だったクヌギは
寒さで育つのが難しいのか幹が細い印象がありました。
(その後、衰退・枯損)
なので、今回これだけ大きな姿をみるのははじめて。
実際目の当たりにすると、
どこかカシワの巨木に似た雰囲気。
どんぐりの帽子のようなもの「殻斗」が
似ているからでしょうか。
先程この樹木のことを調べてみたら、
今年5月、空洞部から火の手があがり
燃焼したという情報をみつけました。
全体的にはまだ元気で樹勢もよい印象がありましたが、
幹の中央の腐朽が進んでいるようです。
今後、この木の枝折れなどがおこらないことを
祈るばかりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659811767858-tNA2fh44B1.jpg?width=1200)
河口浅間神社にも立ち寄りました。
ここはグーグルマップでみて寄ってみたいと思っての
立ち寄りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659811841536-J30LpvpNI3.jpg?width=1200)
とても気のいい神社で、
杉並木が町指定天然記念物になっていました。
どれも立派な杉でしたが、
私が気になったのは夫婦杉。
仲良く並んだ姿は確かに夫婦のよう。
でも男性のほうが小さく樹勢が弱い
というギャップが面白かったです。
神社奥には滝があるのだそう。
次回は行ってみらたいいなあとおもってます。
![](https://assets.st-note.com/img/1659811919020-lZH4vwrbYI.jpg?width=1200)
今回の巨木めぐり。
書いているうちに
まだ紹介していない樹木がいることに
気がつきました。
続きは次の回にしたいと思います。