新学期は要注意!
こんにちは。イロドリの福島です。
大阪はすっかり春になりました。
桜はすでに葉桜になっていて、そろそろ全部散ってしまいそう。
それとともに私の花粉症もかなり治まってきています。
さて、4月といえば新年度です。
・入園
・入学
・入社
・転勤
・転職
など4月から新しい生活が始まる方も多いかと思います。
ちょうど私の長男も今週に高校の入学式がありました。
晴れて高校1年生になりました。
4月は環境の変化が大きい
4月は生活スタイルが変わる人が多く、その変化からストレスが蓄積されます。
5月病という言葉がよく使われるくらいに、4月に溜まったストレスから体調を崩す人が多いです。
そしてそのストレスは爪噛みや指しゃぶりにとって大敵です。
私の息子も5歳の時に爪噛み癖が始まりました。
その頃は私が海外へ出張する機会が急激に増え、私が自宅にいない日が多くなったのです。(1ヶ月のうち半分くらいは家にいなかったです)
息子の爪噛み癖が始まったのはそのことによるストレスが一番の要因ではないかと考えています。
小さな子はストレスをうまくコントロールできない
周りの環境が急に変化すると大人でもストレスを感じます。
それが小さなお子さまだと尚更です。
そして大人はそのストレスをある程度はコントロールする術を持っています。
しかし、小さなお子さまだとストレスという概念自体に理解がありません。
なので、自分でストレスをうまくコントロールすることが出来ません。
それが爪噛みや指しゃぶりとして現れてしまうケースもあるんです。
実際にかむピタに日々寄せられているお客様アンケートのメッセージ欄でも、環境の変化によるストレスで爪噛みや指しゃぶりが始まったと書かれている方がとても多いです。
クラス替えも影響は大きい
新学期にストレスを感じる子は新入生だけに限りません。
クラス替えもストレスの要因となることもあります。
ベネッセが2017年に実施したアンケート調査によると全国の60%の小学校が1年に1回、30%の小学校が2年に1回クラス替えを実施しているそうです。
私の娘が通う小学校でも毎年クラス替えが実施されています。
特に小学校低学年の頃は、クラス替えが実施されるたびにクラスに知らない子がたくさんいるという状況になることが多いです。
大人でも知らない人ばかりの中に入っていくのは緊張しますよね?
子供も同じように緊張するし、不安もたくさんあると思います。
私の娘はこの4月から小学2年生になりました。
2年生になって初めての登校日は、クラス替えの要領がわからずにとても不安そうでした。
まだ2年生になって数日ですが、クラスの半分くらいが知らない子のようなので、口には出さないものの不安やストレスがあるのではないかと感じています。
そういった緊張や不安な状況は、その環境に慣れるまでしばらく続きます。
それがストレスとなり、中には爪噛みや指しゃぶりに繋がってしまう子がいるのだと思います。
4月、5月は特にケアしてあげましょう
新学期は小さいお子さまにとって、楽しみが多い反面、ストレスも多い時期だということがおわかり頂けたと思います。
普段から、お子さまのケアはしっかりとされていると思いますが、この時期は特に注意していつも以上にケアして頂くのが良いかと思います。
話をしっかり聞いてあげて、お子さまの不安を解消する。
お休みの日は外に一緒に遊びに行くのも良いと思います。
公園で体を動かすのも良さそうですね。
コントロール出来ないお子さまのストレスを一緒になって解消してあげましょう。
今はまだ慣れていなくて大変かも知れませんが、慣れるとお子さまにとってすごく楽しい毎日が待っているはずです。
少しの間だけ、いつも以上に気にかけてあげてくださいね。
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