宇宙人の苦悩その1・・・家庭内同調圧力
夏祭りシーズンである。・・・そしてクソ暑い。異様な暑さだ。オレの部屋・・・実家のガレージハウスの一室の離れには天井も内壁もないから冷房を入れても日中は35度以下に下がらない。
だから午後はまともに部屋で過ごせない。
母屋で生活する93歳の父が、回覧板に記入して回せという。
何を記入するのかと思えば、祭りのハッピだ。
「いや、俺は出たくなんだけど」
この地域の祭りは、山車を出す。それを昼日中引っ張って回る。
熱中症になりそうだ。 出たくない。
もともと祭りとか嫌いだ。酒を飲むわけでもなし。ひたすら自分がこの世界の異端者だという孤独が身につまされるだけの苦行でしかない。
だが、親は出ろという。
親子の断絶だな・・・。
これだけ、長年、親子をやっているのに、自分の息子が宇宙人だと気づいてないらしい。
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