「冒険の書」〜10分読書の備忘録vol.33
■読んだ本:冒険の書(孫泰蔵・著)
■気づき/感想
・子どもの頃、新年度にもらう教科書に晴れがましい思いで
「学ぶ」ということにワクワクしたものの、
いつの間にか学ぶ意欲が薄れていく理由がわかった気がした。
・それでも毎年どこか「学ぶ」ということに期待していて、でも
そのうち段々与えられた内容を理解していくことが学ぶということなんだと
思うようになっていった理由も分かった。
・が、やはり学ぶとはそういうことではなかったのだと目が開かれ、
腹に落ちた思い。
・教育とは仕組みを理解し、運用できる力がつくことだけを指すのではない。
・そして今日も、明日も、死ぬまで途中。
私個人も、人類も。
そう思うと、瑣末なところに時間と意識を注がず、伸び伸びと
本当に面白いと思えるところに熱中できそうで嬉しくなる。
・常識と言われる基準値も取っ払って、
年相応の行動も取っ払って、邁進する。
そんな生き方を後進へ見せて、励ましてやれたらとてもいいと
著者の志に心から共鳴している。
冒険の書(孫泰蔵・著)
毎月第3土曜の朝にオンラインで
大人のための「少なく読んで多くを学ぶ読書会」を開いています。