「ふるさとの風・ しおかぜ共同公開収録(政府・民間共同主催)」感想
X(のフォロー関係)で知った「ふるさとの風・ しおかぜ共同公開収録in鹿児島」に参加しました。
北朝鮮へ向けたラジオ短波放送だそうです。
東西冷戦終結のきっかけとなったベルリンの壁崩壊に与えた、西側から東側に向けたラジオ放送が、この事業を始めるきっかけになっているようです。
昔ミクシーを始めたばかりのころ、私自身が右寄りの発言(近隣諸国への批判)が多かった記憶があるのですが、そのとき真っ先に友達申請してきたのが「拉致関係」の方でした。
自分が
・拉致に関して北の目的(動機)は?
※わざわざ人様の国の国民をかっさらっていく必要ある?
・元々朝鮮由来の人が戻ったのでは?
などと質問したらそれっきりでした。
私は拉致というより、宗教関係などで知り合い、話し合った上で待ち合わせて旅立ったのではと考えていたのです。
※怒った?
その実私はこの件に関してよくは知らないし、Xのフォローさんが出演していることもあり今回見てみたいと思った次第です。
会場は広く空席はあるのですが、100人近い出席者数はありました。人数が少なすぎると参加しにくい恥ずかしさもあるのですが、そういう感じはありません。
一応観衆の中に紛れることはできます(笑)
今回は増元るみ子さんの弟、増元照明さんもるみ子さんへ呼びかけるため駆けつけ、るみ子さんへの手紙を読み上げられました。帰りがけ、トイレで横になったのも何かの御縁かもしれません(挨拶しかできなかったのは残念)
会の進行は講演会のようなものではありません。
「公開収録」なので、これが北朝鮮へ向け放送されることになるわけで、番組としての一連の流れがあります。
・拉致問題解決への取り組みと組織紹介(政府・民間)
・クラウドファンディング等への協力のお願い
※直接寄付をしようとしたら「できない」と断られました(笑)
デジタルは面倒なのでできないです。
・拉致関係家族の方の呼びかけ
・歌唱ショー
※増本さん母校の合唱部の演奏とプロの楽曲演奏がありましたが、最初の合唱が素晴らしく(本当です。カラオケでスカウトされた一応県民第九参加者です。自分が体育館で国家など歌うとよく響いていました。今はダメ)、それに影響されたのか?後のプロの方々も気迫の込もった圧巻のパフォーマンスが披露されました。
これでは歌って生活するのは大変だななんてことを考えながら聴いていました。
・全員による呼びかけと『ふるさと』合唱
こんな感じです。
帰りがけ記入式アンケートに答えて帰りました。
私は会員でも家族関係でもありませんが、入りにくい感じはありません。
近くであったら気楽に参加してみるといいと思います。
個人的な感想になりますが、拉致問題が一般に広がりにくいのは、私が最初に書いた「拉致って何?」という素朴な疑問があるからではないかと思います。
・朝鮮人由来の人が建国と独立のために帰った。
・日本人(軍人など)がインドネシアでもそうであったように独立支援(工作)のために残ったり、渡って行った(技術指導、言語・習慣指導など)。
こういうふうに思ってしまうと、別に自分で行ったのだから自己責任でいいんじゃない?と考えるような気がします。
待ち合わせして合意の上、海を渡った人もいるんじゃない?という感じです。
ただ自分なりに調べた結果
・背乗り(はいのり)
という事案があることを知りました。
簡単に言えば北の工作員が日本人になりすますために拉致(あるいはさ○人)するという事件です。
これについては身寄りがない人が選ばれるようで、すり替わっても周りに気づかれないような人が選ばれやすいというようなことが情報に上げられています。(家族が気がつく拉致はこれには当たりにくいとは思います)
ただ背乗りについては移民国へと移行しつつある現在の日本では見えないところで進行しうる可能性のある事案だと思います。
そういう意味で拉致問題は今後とも国を上げて運動を継続していく必要はあると感じさせられました。
事業継続のために参加と寄付が必要だということなので読まれた方は御協力をお願いします。
政府については協賛の継続と、「税は財源ではない」という事実を踏まえ、予算の充実をお願いしたいと思います。
追記
資料が入っていた封筒は
「内閣官房」名義。
別に戻って来なくても、予算は付け継続すべき事業だとは思いますね。
移民、背乗り、根っこは同じ。