ある変形性股関節症の患者様との会話の例。
最近はいかがですか?」
「だいたい調子はいいんだけど、時々なんかの加減で股関節が軽く痛む時があるのよね。でも、そういう時も屈伸運動をすれば痛みはとれるけれど・・・」
「良いですね。ご自分で痛みをとれるのはとてもいいことですが、そういう痛いときは、その前に行っていた動作をチェックもしてくださいね」
「・・・」
「もしかすると、○○さんはしゃがむ動作の後に痛いことはないですか?」
「あ~、そうかもしれないわね。以前は何も気にせずしゃがんでいたけど最近はしゃがむことに怖さがあるから、考えてしまうのよね」
「そうですね。何も考えないで体の状態任せの動作の結果が股関節に影響しますから、意識して動作を行うのは必要な事です。でも、考えすぎたり、怖さを感じているとどうしてもかばうような動作になり、かえって良くないこともありますから動作のルールをもう一度きちんと覚えて、正確に自信をもってしゃがむことが大事ですよ」
「分かったわ」
「それでは、しゃがみ方のおさらい練習をしてみましょう」
ちょっと長くなりましたが、当所で行う変形性股関節症の患者様との会話の一部です。
なぜ、その痛みが出てしまうのか?
その方の体の状態を把握して適切なアドバイスを行い、しっかりとそれを実行していただくことがとても大切です。
また整体を受けた後だけ痛みが取れていて、自分ではその痛みをコントロールできないようでは困ります。
股関節が痛いという事は、股関節の角度が良くないという事ですから、痛みがある状態が続けば変形を進めてしまうからです。
<h3>痛みが出ない状態に股関節矯正をする。
痛みが出ない筋肉を安定させる筋トレを行う。
痛みが出ないような生活動作を習慣化する。
基本的にこの3つを継続することで、保存療法は成功するのです。</h3>
変形性股関節症、ペルテス氏病、股関節痛の保存療法のパイオニア礒谷式力学療法×CS60の整体院
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