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正座の仕方でも分かる脚の長さ・・・股関節のメカニズム

西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【正座】

 皆さん、まず正座をしてみてください。

 意識をせずに、何気なく、自然に。(正座が出来ない人は無理にやらないでくださいね)

 そして、お尻の下でどちらの足が上になっているのか見てみてください。

 かなりの確率で、上になっている方の脚が長いのです。

 試しに反対の脚を上にして座ってみてください。

 かなり違和感があるのではないでしょうか?

 ということは、もしあなたが正座をする時は必ず足の上下は決まっていたということではないでしょうか?

 これは、ほとんどの方は体に左右差が有り、それにより重心が左右どちらかに偏るから起こる現象なのです。

 つまり、左脚が長い人の重心は反対の短い脚側である右に掛かるので、左足を上にすることにより左骨盤をさらに上へ押し上げることにより右重心になるのが自然な動作になっているのです。

 これと同様の減少はあぐらをかく時にも起こります。


 ↑左脚が長い人があぐらをかく場合、この様に左脚が内側になりやすいのです。この状態で上半身を左右に振ってみると分かりますが、右に重心がかかる方がしっくりくると思いますが、これが左脚が長い人に起こる右重心なのです。

 痛みが有る人やスポーツなどで体の歪みがシンプルで無い方の場合は複雑になり逆転してしまう事がありますが、これはかなりの確率で起こる現象なんです。

A


 ↑写真Aは左足が上になっています。つまりこの状態で座る方は左脚が長いと判断できるのです。

 ↓この時正面から見るとだいたい写真Bのようになっていると思います。膝が離れた膝の顔と呼んでいますが、膝関節が作るラインが外ㇵの字になっていますから、左脚が長いO脚の人ということが分かります。
 

B

 ↓ちなみに膝のラインを見ると大腿部が外にねじれてしまっていますから、矯正の為にはCの写真のように膝先を付けて踵をお尻のきわぐらいにして股関節を内に捻じる座り方が矯正になります。


C

 
 皆さんはいかがでしたか?

 そして脚の長さと健康の問題はしっかりとリンクしていますから、下記のようなトラブルと長いと思われる脚との関係性を確認してみてください。

 左足が上になった方は消化器、泌尿器、婦人科系でのトラブルが無いでしょうか?
 食欲がわかない、食べると胃もたれする、頻尿、生理痛、生理不順、又上半身では右側に出る痛み、背中の右が張る・痛い、右肩が痛い、右の首筋が張る・痛い、右目が疲れる、右耳の聞こえが悪い・耳鳴りがする、下半身では左膝の正面が痛い、右膝の内側が痛い、右の坐骨神経痛、左足首をよく捻挫する等・・・

 右足が上になった方は呼吸器、循環器でのトラブラは無いでしょうか?
 喘息が出る、風邪をひき易い、不整脈が出る、上半身では左側に出る痛み、左の背中が張る・痛い、左の肩コリ・痛み、左の首筋が張る・痛い、左目が疲れる、左耳の聞こえが悪い・耳鳴りがする、下半身では右膝の正面が痛い、左膝の内側が痛い、左の坐骨神経痛、右足首をよく捻挫する等・・・

 こうした問題が股関節の左右差による脚の長短差が原因で起きるのです。

 したがって正座だけではなく椅子に座っても、こうした身体のクセは意識して直さなければ勝手に起こってしまうので、改めて一人一人にあった日常生活のルールの尊守が左右差の無い健康体を手に入れるために必要になるのです。
 
    正しい座り方まで学べる礒谷式力学療法× cS60の整体院 
           杉並・西荻窪 鴨下療法所
       杉並区松庵3ー35-21   03-5938-7713

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