猫背から首に起こってしまう様々な悪影響とは?
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【猫背・首】
スマホやPC作業での悪い姿勢の影響はもろに首に現れます。
なぜスマホを見る時に肩や首、顔が前に出てくるのでしょうか?
それは、骨盤が後傾していて重力に対して後ろへの重さが重すぎるので、どこかが前に出て前後の重さのバランスを取るために起こる物理法則の必然なのです。
体幹の筋肉が強いと背中が丸まる、いわゆる猫背とならずに頭だけ前に出る状態になることが多くあります。
これは体幹がしっかりしている欧米人に多いので欧米型首猫背と呼ぶと良いように思います。
また、もちろん背中も丸まる猫背にプラス頭が出る欧米型首猫背が加わる方も多くいらっしゃいます。
そして、その結果首はストレートネックか過前湾に形を変えていきます。
ストレートネックは、名前の通り首の弯曲が消失してしまっている状態で、過前弯とは反対に自然な生理弯曲度を超えて弯曲しているケースです。
どちらが起こるのかは、骨盤の上の腰の背骨、腰椎の弯曲に関わってくると思います。
つまり、一般的にではありますが腰椎部分の弯曲が大きいと全体に弯曲度が大きくなるために首は過前弯傾向、腰椎に弯曲が少ないとストレートネックという具合ではないでしょうか?
これは、また体幹の形状にもかかわってきます。
例えば妊婦さんであればおなかが前に出て重たいので、体の前後の重さのバランスをとるためにお尻が後ろに引けて腰骨は反る傾向になりますから、同様に中年太りでおなかだけポコッと出てしまうと同様な状態になるわけです。
これは重力下での体の重量バランス回復機能ともいうべきもので、胸が大きいなども同様のメカニズムが働きます。
話を元に戻して、首の形が変わるぐらい重力の影響を受けるわけですから、骨へかかる負担もかなり大きなものになり、骨棘と言うトゲが出来てしまう『変形性頚椎症」、骨と骨の間の椎間板と言うクッションがつぶれてしまう「頸椎椎間板ヘルニア」、骨がずれないように抑える働きをしている靭帯が肥厚、硬化する「後縦靭帯骨化症」「警部脊柱管狭窄症」などが起きることもあるのです。
こうした疾患は神経を圧迫し、痛み、コリ、脱力感、しびれなどの症状が起こります。
そして、これら疾患に対して西洋医学では痛み止め、消炎剤、血流改善のためのビタミン剤、筋肉弛緩剤などの薬物療法か外科的手術という選択になるようです。
しかし、手術も感染症のリスクや再発率を考えると二の足を踏まれる方も多くいらっしゃいます。
そういう方にこそ当所での股関節矯正による根本的な姿勢改善に取り組まれることをお勧めします。
首が前に出てしまった原因である骨盤の状態から姿勢を正すことを、3ステップで行うのです。
1.股関節矯正から骨盤の歪みを治し、骨盤の歪みから起こってしまった上半身の硬くなっている(骨を引っ張っている)筋肉群をすべ緩める
2.骨盤を支える筋肉を鍛えて良い状態を安定させる
3.日常生活でのルールを守ることにより良い状態が安定化させる
いかがですか?
正して、緩めて固めて、安定化!
ここまで当所の股関節矯正とご自分との二人三脚で自己管理をしていただくのです。
私の知る限りこれは姿勢を改善させるベストな方法だと思います。
首のトラブルは頭のトラブルと直結しますから、なるべく早く治しましょう!!
首の痛み、頭痛がある方が通う礒谷式力学療法× CS60の整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所
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