「脚を組む癖がどうしても直りません」の質問に・・・。ある先生の質疑応答に④
シリーズ4回目。
このシリーズは少し長くなっているのでピッチを上げて、東京都杉並区から。
今回も驚きのお答えです。
「椅子やソファーに座ってリラックスしようとすると、どうしても脚を組んでしまいがち。直した方がいい癖なのでしょうが・・・」という質問に。
「脚を組んだ方が楽なのも、その人の体に適した動きだからなんです。脚を組んだ方がリラックスできるのであれば、わざわざそれを修正して体にストレスを与える必要はない」と衝撃のお答え!
さてさて、なぜ、椅子に座ったときに足を組むのでしょうか?
それは、そうした方が楽だからではありませんか?
では、さらに突っ込んで、なぜ脚を組むと楽なのでしょう?
ここはよ~く考えてくださいね。
分かりましたか?
そう、脚を前に出したいからか開きたいからのどちらかなんです。
開きたい人に組み方は外に大きく組みます。
前に出したい人は骨盤が前に出ているから脚を前に出したいので、あまり開かずに深く組むことが多いと思います。
で、どちらも骨盤、股関節の歪むのですが、上の脚を大きく開く癖の人は脚長差、脚の長さの差が大きくなるので背骨の側弯が起こり、下のような脚を深く組む人は骨盤が前に出ている人なので背骨には捻じれが生じます。
そしてどちらのパターンも神経、血管の圧迫が起こり病気の原因になりますし、脚においては膝痛、股関節痛の原因になっていきます。
ですから、脚を組みたくなる原因をきちんと自分で把握して、生活の中で治す必要性があります。
そもそも体の歪みは体への最大のストレスですから、それはそのまま精神的なストレス増大につながるのに、脚を組まないストレスは精神衛生上よくありません、とかはあり得ません。
この辺は時々勘違いをされている方がいらっしゃるのでご注意ください。
体の歪みは最大級のストレスで、病気の原因なんですから!!
健康な肉体に健康な精神は宿る、これは真実ですよ。
脚を組む習慣も直せる礒谷式力学療法の整体院
杉並区 西荻窪 鴨下療法所