仕事辞めました
私はこの3月をもって、23年間の教職生活を終えることにしました。
糀伝承マイスターの はやせ かおりです。
北海道の東の小さな町 別海町から
麹と米粉を伝える教室をスタートしました。
大学を卒業してから23年間、ずーっと先生でした。
考えてみれば、小学校から大学、そして23年間の教職人生を含めると、36年間学校というところに通っていたんですね💦
3年間だけ小学校も経験しましたが、20年間中学校の家庭科を教えてきました。
令和4年度からの2年間は、ありがたいことに昇任して、中間管理職のような立場で仕事もさせていただきました。
先生を辞めるなんて考えたこともありませんでした。
・・・いえ、それはちょっと違いました。
何度もやめたいと思うことはありました。
向いていない。
苦しい。
そんな気持ちを抱えていた時期の方がずっと長かったけれど
本当にやめる勇気も、あてもなく・・・
生活のこともあるし、ずっと先生をするものだと
思っていました。
でも、昨年の4月ころには辞める決心をしました。
どうしてもやりたいことができてしまって
少しずつ、少しずつ、むくむくとその想いが大きくなって
あふれてしまった。
そんな感じです。
きっとみなさんは笑うでしょう。
おかしな奴と思うでしょう。
先生を続けていれば、
少なくても生活に困ることもないですし、
公務員という立場を捨ててまで
何をしたいんだって、きっと思いますよね。
それなりの年齢です。
黙って続けていればよかったのかもしれませんね。
私が退職を決意したのは、麹に出会ったから。
麹との出会いが私を変えました。
毎日毎日学校と家の行ったり来たりで
週末も自分の時間がない・・・
私は20代からリウマチを患っていて、
だんだんと体力にも自信がなくなってきていたし
休めないと正直しんどい。
疲弊していました。
料理をするのが好きだったけど
疲れて帰宅したら、ご飯を作る気力はない。
ついついコンビニに寄ってお惣菜を買ったり
ビールとおつまみのお菓子で済ませることもありました。
そんな自分なのに、家庭科の時間には
「健康で豊かな食生活」ってどんな食生活?って
子ども達に考えてもらいながら
そんな食生活を叶えるための授業をしてきました。
それがずっと嫌だったんです。
数年前からパン教室とイタリア料理の教室には
通っていたけれど
私自身が、健康で豊かな食生活とは程遠かった。
そして
コロナ禍の生活を余儀なくされた頃
休校や部活動停止期間があって
ぽっかりと時間が空きました。
忙しさに悩んでいたけれど、
時間できるとなると、何をしたらよいか困るものですね。
きっとみなさんと同じように?
ずいぶんとSNSに時間を割くようになりました。
そして思い出したんです。
私は料理がしたい!って。
そこからいろいろ探し始めました。
そこで見つけたのがオンラインの料理教室でした。
長くなってきたので
今日はこの辺で・・・
また続きを書くことにします。
4月本格開業!
麹BASE Kamosim~かもすをたのしむ~
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