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「最強の窓際族」8つのルール ③ 大きな評価より小さな信頼

✅ミッション: 
会社に最高の居場所を確保せよ。

✅ターゲット:
もう無理の効かなくなった年代の人たちに向けて。R35指定。

略歴: ITコンサル→引きこもり支援NPO→リクルート→2014年から発酵食堂カモシカを副業に→2021年リクルート退職。

3 大きな評価より小さな信頼

会社からの大きな評価は、大きな仕事とセットで降りてくるものなので、その覚悟がある時には取りに行くべきですが、「最強の窓際族」を目指している段階では、会社からの評価は小さくても、周囲からの小さな信頼を集めることに日々のパワーを使う方がよい、と思います。

「信頼」とは何か。

一冊の本があります。
「まず、ルールを破れ: すぐれたマネジャーはここが違う」
この本はタイトルから想像できないくらい「信頼」とは何かを追求した内容となっており、そこか4段階の信頼獲得ステップを読み取りました。

〈信頼獲得までの4つの階段〉解釈含む

一段目 「ミスの無い機械」
時間通りに発着する電車のように

二段目 「便利な存在」
送ったら荷物が次の日に届く宅急便

三段目 「共感者」
つい色々話をしてしまう馴染みの美容師さん的な

四段目 「パートナー・仲間」
悩みを打ち明ける家族や友人やパートナー

上記の一段目、二段目に到達しないと信頼獲得どころか「不満」となり、三段目と四段目が信頼獲得の領域となる、とその本には書いてありました。

「ほんとそうかも♪」と思ったのは一足飛びに信頼獲得をしようとしてもそれは中々難しく、仮に信頼関係が出来たと思っていても、うっかりしたミスや対応の遅さで、いきなり転落して逆に関係性への大きなヒビとなることがあります。その法則が見えたように思いました。新卒さんや中途新人の営業には必ず早いタイミングの面談でお伝えしていました。

「最強の窓際族」としては、一段目二段目で足元を救われて不自由な状況や不快な環境を自他に作らないように、任されている領域に置いて、自分自身のミスや漏れは最小化し、何かを上司や部下からお願いされたり聞かれたら最速で答え、対応するということがミニマムマストとなるということ。

僕自身のリクルートという会社の中での概論的評価は、「あの人は、あんまり仕事をしていなさそうで、すぐ人にタスクを振りがちだけど、いつもとてもスピード感のある判断と対応をしてくれる。」というものでした。実際そういう風に言われていました笑

下記の記事は、先日たまたま見つけたのですが、「最強のMC有吉」さんに学べるのは、脱力の極意だと思いました。芸人としての大きな賞よりも、いかに力を抜いて、その場その場でのパフォーマンスを最大化することの価値が書かれています。

【東洋経済オンライン】
有吉弘行、毒舌でも嫌われない驚異の処世術
自分を下げ聞き役に徹し、直球で核心へ迫る
https://toyokeizai.net/articles/-/126417?display=b

例えば、「『絶対に面白い』という絶対評価ではなく、『ここでは面白い』という相対評価でいい。」という有吉さんの発言にはとても含蓄があります。全員からの絶対評価を得ようとすると、まさに最前線を猛ダッシュすることとなり、どこかで息切れしますが、特定の人たちに特定の強みで認められることを目指すという点は、「最強の窓際族」の生き方と共通します。

以上です。

1、早く出社や始業とかしない
2、残業も極力しない
3、大きな評価より小さな信頼
4、部下のケツを拭くスタンスを忘れない
5、上司に媚びない
6、会社の方針には一旦従う
7、自分のビジョンだけは何があってもブラさない
8、信じて待つ

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カモシカ関
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