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「最強の窓際族」8つのルール  ① 早く出社や始業とかしない

✅ミッション: 
会社に最高の居場所を確保せよ。

✅ターゲット:
もう無理の効かなくなった年代の人たちに向けて。R35指定。
最前線で働く時期は必要。でも会社員として目指す姿のひとつに「最強の窓際族」という生き方があること、を伝えてまいります。

僕の略歴: ITコンサル→引きこもり支援NPO→リクルート→2014年から発酵食堂カモシカを副業に→2021年リクルート退職。

最前線で働く時期は必要。でも会社員として目指す姿のひとつに「最強の窓際族」という生き方があること、を伝えてまいります。

①早く出社や始業とかしない

「俺、毎日誰よりも早く来てるから」とか「頭が冴えるので早朝から仕事をしています」とか誰よりも早くから仕事をスタートしているアピールが、僕は最後までよくわかりませんでした。

やむに止まれぬ事情があって人より早くから仕事をしないといけない時期はあるかも知れませんが、恒常的に会社の仕事を早くから始めるのは、まさに「最前線」に居てしまっていることを意味します。

「最強の窓際族」を目指す場合、全員の始業が9時なら8:59にフロアに入り、リモートなら8:59にアラームをかけて直前までは基本的に自分の自由時間とします。

「早くから仕事をする人」というレッテルが一度貼られると、いつの間にか7時とか8時とか始業前の会議体にも巻き込まれていき、うっかりした追加の仕事の請け負いや、その対価としての望まぬ「スピード出世」に繋がってしまいます笑

あくまでも今僕たちが目指しているのは、会社に最高の居心地を確保して自由度と心理的安全性が恒常的に高い「最強の窓際族」なので、上記はよくよく気をつけて置かないといつの間にか最前線にいることになっちゃいます。

通勤がある場合で時間に余裕がある場合は、カフェに寄ったり、散歩をしたり、音楽を聴いたりと過ごして参ります。ただ、通勤時でもリモートワークでも忙しい時期に限り始業前に例外的に行うことがふたつ。

ひとつは、
その日のタスクの整理と優先順位の見直し。

ふたつめは、
作るべき資料がある場合の手書きの図解やラフの作成。

両方とも、仕事といえば仕事ですが、始業からトップスピードに仕事の速度を持っていき、始まったからにはできる限り「速く終える」為の大切な準備運動であり事前準備です。

「最強の窓際族」として最強である為の覚悟は、「人の5倍速で仕事をこなす」ことです。「Speed is power.」速いことは力となり、真剣度合いはスピードに必ず現れます。これは本当です。仕事中のスピードは誰よりも速いと自負を持てるまで、どこかで仕事のスピードを上げる為の努力と工夫は前提にして参りましょう。

普通のビジネスパーソンの5倍速のスピードを目指すことで、凡人の僕らでも推定2倍くらいには到達できます。

とにかく本当の意味での仕事の真剣さは「早く始める」ことに現れるのではなく、「速く終わらせる」ことにこそ現れるのだと思います。

象徴的な逸話は「巌流島の戦い」でしょうか。早くに島に着いて待っていた佐々木小次郎を、時間に少し遅れて来た挑戦者の宮本武蔵が打ち破ります。そう、真の剣で戦う時に、生き残るのは、早くから始めている人ではなく、速く動ける人なんですね。しみじみ。ちなみに巌流島の戦いは、木剣での勝負だったらしいのですが。

あと「速くやったら雑になる」とかは論外ですね。速く終わらせることに真剣に取り組む時、途中の段階で自他の確認の量が増えるので、結果として「ゆっくり丁寧にやる」より「速く終わらせる」ことを志向する人のアウトプットのクオリティが結果として高くなるのが世の常であります。

早く仕事を始めない、だけで大分語ってしまいましたが、これは、副業をもったり、趣味にもパワーを裂いたり、家庭の事情で時短で働くなどの為の準備ともなりますので、一番目のルールとしています。

1、早く出社や始業とかしない
2、残業も極力しない
3、大きな評価より小さな信頼
4、部下のケツを拭くスタンスを忘れない
5、上司に媚びない
6、会社の方針には一旦従う
7、自分のビジョンだけは何があってもブラさない
8、信じて待つ

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カモシカ関
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