家紋遊備記(朝顔)【伝統文化】
家紋帖散歩
こんにちは。
家紋散歩案内人のナベです。
朝顔は源氏物語(二十帖)に光源氏が恋する女性の名がある様に、昔から歌に詠まれたり鑑賞として身近な花です。
しかし家紋としては花は朝に咲いて夕には萎む、短命ゆえに縁起が悪いと言う事で、江戸期までは使用家はありませんでした。
「朝顔」紋が出来たのは明治になってからと言うのが通説です。
浴衣の絵柄には良いかも知れませんが、家紋としては現在でも使用家は少ないでしょうね。
「朝顔」紋はこの様に写実的な紋様になっています。