#91 クソつまらない仕事と
「ブルシット・ジョブス」の日本語版が出たらしい。読もうと思っていた本。世の中になぜクソつまらない仕事があふれているかを語る一冊。
が、4千円もする、かつ電子版が今のところ無いので購入をためらってしまう。とりあえず原書のサンプル版だけダウンロードした。
「生活の発見」という本によると、そもそも仕事が自己実現とか自分の価値観や生き方の表現につながるようになったのはここ数十年とかの短い歴史しかないようだ。ただ、「誰のために何をしているのかワケわからない仕事」ができたのも産業革命以降の話で、それまでは仕事イコール生きることとほぼ同義だったのではないかと思う。
乱暴にまとめると、
1.産業革命まで
WORK = LIFE
2.産業革命後から現代まで
WORK = LABOR (またはbullshit jobs) ≠ LIFE
3.未来?
WORK = MISSION/価値観 = LIFE
(働かなくても食べてはいけることが前提)
みたいな感じになるのだろうか。
あと、つまらない仕事というテーマを聞くと、遠い昔のちきりん日記の以下記事を思い出す。
「この国は無駄で食っている」
https://chikirin.hatenablog.com/entry/20091205