ジェニー・オデルの「何もしない」(How to to nothing)を読んだ。余暇を含めた全ての時間を換金可能な経済資源として差し出す事に慣れてしまった社会を批判する本だ。カリフォルニア在住のアーティストであるオデルは、荘子や古代ギリシャのエピクロス派の哲学から自らのバードウオッチングの体験までを参照して、現代において「何もしない」でいることの難しさと重要性を説く。
サブタイトルの「アテンション・エコノミーへの抵抗」(Resigting the attention eco
本を読むのと同じくらい、本のリストを眺めたり作ったりするのが好きだ。メインブログの方に以下の記事を書いた流れで、Spotifyで好きな曲のプレイリストを作るみたいに気楽なノリでブックリストを作るシリーズを始めようかなと思う。
というわけで、上の記事で紹介した本も含めた一般向けAI関連本の名著リストを紹介する。2冊目のBook of Whyだけ日本語版がまだ無い(21年4月時点)。
↑ドーキンス「利己的な遺伝子」とか、ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」とか、「ゲーデル・エ