中学受験後スタートダッシュしてどうなった(秋)+中学受験の効果は続く!
10月はイベント多くて忙しくて久々の更新。
ちょっとまた囲碁ばかりになっちゃったので、子供の話でも。進学くらぶのみで中学受験をしてY55の中学に通っている中1の上の子について、中学受験の頃にやった勉強の恩恵は結構続く、という内容です。
ちなみに、中学受験合格後のスタートダッシュで公文やZ会が有効という話を書いた記事はこちらです。
数学スタートダッシュしてどうなった?(秋時点)
上記で書いたくもんとZ会でスタートダッシュした後、今どうなっているか追いつかれ具合などについて書きます。
公文の数学
公文は現在I(中3)をやっています。
10月現在かなり接戦です。まさか平面図形で作図なしとは・・・。確かに、大学受験で(高校受験でも)作図が出るところはないでしょうから、受験第一の私学としては時間をかける意味がないのかな・・・夏休みにかなり反復してやらせたのでショックです。
そして、平面図形・立体図形に関しては、平面の作図、立体の「ねじれの関係」とか多角形(正多面体とか球)以外は完全に中学受験の内容です。中学受験でやった三角形や円の転がし、立体の切断・回転体なんかはそのまま中学受験で養った力が活用できるので、今小6などで中学受験をする方は、四谷大塚でいうところの練習問題までしっかり習得してあればかなり楽な中1時代を過ごせます!
今は公文の進行と学校がかなり接戦になっていますが、学校では代数は一次方程式とグラフまでしかやらないので、すでに二次方程式を終えている(グラフはこれから)公文の方が今後は圧倒的に優勢になるのではと(Iが終わったらもう高校数学ですからね)。
公文でも中学受験でも扱わない中1数学の内容は
つまり、公文と中学受験でカバーできていない中1の内容は以下の通りです。
不等式の文章題
立体図形のねじれ関係、正多面体、球の表面積と体積
反比例
平面図形の証明
くらいのものかなと・・・。反比例はさほど難しくないですし、結構なカバー率です。そこをZ会で抑えるもよし、ですが正直学校の宿題で十分かなと。公文では扱わない幾何がほとんど中学受験の内容なので正直公文だけで少なくとも秋までの中1は楽に過ごせます。
今後はおそらく一次方程式とグラフを今学期中やって、3学期は平面図形(三角形・二等辺三角形)に行きますが、パッと見たところ半分以上が中学受験の内容、残りの半分はおそらくこちらは練習を要する証明問題です(合同であることを証明するなど、書き方を習得する必要あり)。
Z会数学はどうしたの?
実は解約一歩手前。今度の期末テストで解約するか、それとも冬休みで解約するか・・・というところ。
Z会数学は、今のところ9割方「AIトレーニング」をテスト前に使う以外の使い方くらいしかしてません。しかし、1月からは図形の証明問題が大変そうなので冬休みに使うかもと。1年契約にしましたが、テスト前と長期休み中のピンポイント契約でも良かったのかも。
ただ、現時点では絶対必要か、というとそういうこともなく、学校でも体系数学問題集の完成ノートなどを使って宿題がてんこ盛り出るのでそれをやって、出来ないところを反復練習でもいいのではという気もします。
スタートダッシュ後の効果は?
今のところですが、数学に関しては上位10%以内に入っているようなので効果はあったのではないかと思います。
数学以外の他の科目は中学受験の勉強が役に立つ?
理科はほぼ中学受験の内容・社会は新規内容
理科は今のところ真新しい内容は全くなし(理科は公立中学と同じ内容)、テストも難しくなく余裕です。中学受験で理科が得意だった子にはむしろ簡単すぎるくらい。つくづく中学受験は中学の先取りだなあという感じがします・・・。
一方、社会は世界地理になるので完全新規。しかし先取りをしてあまり意味がない(早くやっても忘れる)ので、学校の宿題やら復習だけで十分。世界地理のあとは日本地理・歴史とくるのでここからは中学受験の頃の知識が役に立ちそうです(おそらくそれをやる頃には忘れているのでちょうど良さそう)。
ということで、一時期Z会の理科社会も契約していたのですが、早々に解約しました・・・。
公文の国語は
まだ継続しています。現在I1(中3)まで来ました。1月末にF(小6)から始めたことを考えると、8ヶ月ちょいで3学年と半分まで来たということです。国語は反復全くなしで、可能なら一日5枚、しかし意外と学校の宿題がきつくて1週間で20〜25枚というところ。
中学入学まででやめようと思っていたのですが、思った以上に公文の国語が素晴らしく、せっかくここまで来たならJまでできれば高校(J以降)まで行きたいなと。公文が最も力を発揮するのは多分J以降(Jから古典)だと思うので(と言ってもIから終わりのあたりに古文・漢文はちょっとずつ入ってくる)。
公文国語の何がいいか、というとやっぱり色んな名文に出会えることですね。なかなか夏目漱石の「こころ」や立花隆の「宇宙からの帰還」とか、井伏鱒二の「黒い雨」を中学生の多感な時期に読める機会は少ないのではと。Hくらいから文章がかなり難しい時もあるのですが(土居健郎の『「甘え」の構造』など)、それでもなんとか食らいついて読もう、というところが大事かなと思います。正直それが国語の点数につながっているか・・・は今のところ不明ですが(全国模試など受けていないので)。
英語は・・・?
英語は公文の英語をJ(2周目)で切り上げて、アステリアも合わず解約、結局現在は高校1年生のZ会英語をやっている状態です。英語についてはまた長くなるので別の回に。
ということで、今回は中学受験のご利益は結構続くよ、という話でした。