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進学くらぶの思い出①(進学くらぶのいいところ)

6年生はそろそろ受験も終わった頃、5年生はドキドキの新6年生が始まる頃でしょうか。懐かしいなあ。
我が家の長女は進学くらぶのみで中学受験を駆け抜けました。
あの時のことを思い出して、我が家ではどのようにやっていたかちょっと書いてみようかなと。

意外と進学くらぶだけで受験を終了した人の口コミ、というのも少ないのでどなたかの参考になればと。でももまあもう2年くらい前の話になるので、今は多少の変更はあるかもしれないので悪しからず。

ちなみに、我が子はY55程度の学校に合格して行っているので、Y60など高偏差値帯を狙いのご家庭には役に立たない内容かも。


進学くらぶのいいところ(気に入っていたところ)

進学くらぶ、親子共々大好きでした。
もちろん大変なこともあったけれど、今思えば楽しい日々でした。

進学くらぶについて四谷大塚のホームページでもあまり具体的に書いてないので、紹介がてら好きだったところを書いてみます。

四谷大塚のトップ講師の授業を好きな時・場所で何度も何度も聞ける

本当に塾でやっているのと同じかそれ以上の50分授業をまるまる聞けます。
この凄さ、他と比べないとなかなか気づけない。

例えばZ会やチャレンジでは動画はあってもせいぜい5分〜15分。要点しか説明しない。
しかし進学くらぶでは例題は全部説明するどころか、算数なら2回のうち1回は例題と基本問題、残りの1回は練習問題と演習問題集の解説と問題解説がかなり豊富。国語も基本問題と練習問題の読解説明してくれる。
こういう問題演習まで解説してくれる動画サービスは見当たらないですね。
動画だから一通り聞く以外に、問題を解いて解けなかったら何度も見れるということもできるのがいい。

5年〜6年までずっとBコース担当の数学の田中先生大好きだったなあ

理科社会もかなりいい。
教科書をわかりやすく写真や実験も交えて子供の集中力が切れないように解説してくれるのはなかなかない(問題解説は季節講習・復習ナビ・6年生の下のみ)。
社会はその週の歴史人物や教科書の中の人物に変身する先生もいる(ライダー先生こと高根澤先生。うちの子はBコースだったので、5年の1学期のみだったけど)。
とにかく授業の面白さ、食いつきの良さはさすがのトップ講師。
例えば、スタディサプリでは実験もないし、写真すらない解説で違いに愕然としたものです。

理科は星野先生(ほっしー)はハリネズミのモカちゃんと楽しい授業。5年生からはBコースだったんで優しい花田先生でした。社会は千羽先生が自分が旅行に行った時の写真なんかも使いながら飽きずにしっかり要点が頭に入る素晴らしい授業。

国語もその月の言語要素の説明のほか、読解問題の詳細解説。ただ単に答えがこれ、というのではなくて、「消去法でここがダメだからこれになる」という詳しい解説で本当にわかりやすい!

テストも家で受けられるし順位出る、復習の動画解説もある

昔は封筒に入れて郵送していたのですが、5年生あたりからネット提出もできるようになり、土曜日に週テストを4教科受けて送信すると水曜日あたりには偏差値も含めた返却をされ、それを元に復習ナビで間違えた問題の解説動画を見られる(その後類似問題を答えて終了)
家で志望校判定テストや合不合判定テストもできるし、偏差値や判定はもちろん受けた人の中の順位とかも出る。
こんなに手厚いシステムなかなかないですよ。

チャレンジの赤ペン先生やZ会の添削問題ですら、返却されても答えを先生が丁寧に動画で説明なんてないですからね。
よく聞く不満点としては、どんなに点数良くても週報に名前が載らない(成績優秀者として発表されない)ことですが、我が家は全く気にしてなかったです。

問題演習はいくらでもできる

例題を聞いてすぐ試せる類題、基本問題、ちょっと難しい練習問題がテキスト。それ以外に演習問題集で基本問題の類題、練習問題の類題、簡単な問題をたくさん解けるトレーニング、S・Cコースがやる実戦演習とかなり練習できる上に、高速基礎マスターで計算や1行問題の反復練習がいくらでもできるのが本当にいい!

中学受験は(偏差値60以上など目指さない限り)難しい問題を解けることよりも、基本問題、計算問題で絶対落とさないことの方が大事なので、この反復練習は非常に効果的。
国語の語彙力を伸ばすトレーニングや日経新聞の社説を毎日読むなど、難易度が高いけれど毎日わからないなりにやることでかなり力がつく。至れり尽くせりとしか言いようがない。

親も教えられるようになる

まあこれは、親次第ですが・・・。
どうしても一緒に動画を見て問題の丸付けをしたりしてるので、親の自分でも中学受験の問題の解き方や考え方、傾向などはかなり身に付きますね。なので、自分がもし受験できたら子供が合格した学校よりも偏差値5以上の学校には合格できる自信がある!笑
それにとても勉強になる。やはり大人になってから歴史や地理を学び直したりすると、子供の頃にはわからなかったことも理解できて楽しいです。

ちなみに一応親用の「父母教室」という毎週の学習内容の要点を教えてくれる動画が1週間に1回各教科あるのですが、5分程度の本当に要点で自分的にはあまり活用してなかったですね、、
子供用のナビを見ていたらそれが一番でした。

また毎日丸付けしたり間違いを指摘したりしているので、我が子の各教科の習得具合、苦手な問題、やりがちな間違えパターンなど完全に把握できるのがいいですね。

実は一度2年生の冬休みくらいに塾に行かせたことがあったのですが何を習ってきたのかはもちろん、宿題が何か、先生がどういう解き方で教えたかもわからないのでフォローのしようがないというのもあり、自分的にはモヤモヤ度合いがひどかったです。

タイパ最高!

塾への送り迎えや移動時間もない、弁当作りもない、休みの日に早起きしなきゃもない(土日は9時くらいまで寝てた)、授業やテストの終わり待ちもない。塾終わりに暗い中子供が移動する心配もない。夜ご飯はもちろん家でテレビ見ながら楽しく。
親同士のめんどくさい付き合いもない。
中学受験にまつわる勉強以外のめんどくささが一切ない快適さ!親としてはこの点非常に楽でしたね。

コスパもいい!

毎月定額の金額を払うだけで、週テストはもちろん、組み分けももちろん入っている(きちんとクラス分けされる。Bの4組など出る)。
それだけじゃなく、なんと季節講習も講習会テスト付きで月額料金に含まれている!これってすごい!通常なら下手したら夏休みだけで5万以上飛ぶ内容が月額払い分14,800円(6年生の場合)に入っていて追加料金はないし解説も見れる!
よく塾に年間100万かかるとか言いますが、うちの場合は6年生でも18万弱+テキスト代くらいしかかかってない(コベツバも6年前期に半年ほどやってたけどそれでも4万ちょいくらいのもの。コベツバは予習シリーズ全問解説なので6年前期にお勧めです!後期は難関校対策のみなので利用せず)。

塾に行かないで進学くらぶだけで受験できるの?

よく口コミとかで難関中学に進学くらぶだけで合格とか言っているけれど、本当は6年時に塾に行かないといけないんじゃないの?とか思われると思いますが、結論から言って可能だと思います。
でもまあ、それこそ都内の御三家狙うとか、そういうレベルになると塾の対策講座に行った方がいいかもしれないけれど、Y55とかもしかしたら60くらいでも進学くらぶでなんとかなるのではと思う。ただし、親の手間がかなり必要ですけどね!

というわけで、ちょっと書いていたら長くなったので実際にどうやって受験まで進学くらぶをやっていたか、進学くらぶの大変なことについては次回の記事に回そうと思います。