気が付いたら、もういない……
8月4日。
訃報が入った。
7月29日に2年前に突然心臓に疾患を患った大叔母が亡くなったという……
原因は聞いてはない。
何も言わない、という事はやはり心臓の疾患が一旦回復したものの高齢の体が耐えられなかったのだろう
そう思うしかできなかった。
偶然にもそれを聞いた日の地方紙のお悔やみ欄に大叔母の名前があり
嗚呼、本当にいなくなってしまったのか……
と思う事しかできなかった。
4月に祖父を
7月にその祖父の妹の大叔母を……
盆入りの日にわたわたと生活用品を買いつつ
祖父や大叔母に手向けるためにワンカップ酒と小さな仏花をかごに入れた。
帰宅して造花を飾っていた花瓶に水切りした花を挿し
ワンカップを添えて
仏壇なんてものはないし神棚なんてものはないのだけれど
引っ越しした当初から
「ここは神様の場所」
と決めた場所に亡くなった祖父のたった一枚のチェキがある
そこに私は二人を祀っている。
除籍したとしても家族であること・肉親である事は変わらないというが……
しかし
あのバカ親父は何を考えているのか……
どうやら私は県外に出て、一人で暮らし、仕事が忙しいしコロナの状況下なので
葬儀になどには出ていない
と
いう設定らしい。
バカか
嘘ならもっとちゃんといい嘘をつけ。
しかし。
身内が亡くなるというのは人間のストレスの中で頂点なのですが
本当ストレスでした。
でも多分
きっと
私を苦しめてきたあのバカ親父が亡くなったら少しは動揺しますが
ザマーーーー!!!!!
って中指たてて笑ってやります。
じゃないと私が報われないので。
祖父と大叔母はきっと先に逝った次男の大叔父と兄弟仲睦まじくしていることでしょう。
どうか
でも
もう
大切な人は
誰も
失いたくないなー。
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