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家の中にずっといると【近視・アレルギー・鬱】になるのは○○が不足するから |知識サプリメント#7
[Answer]
➤日光不足
です
ではここからは
日光に浴びる時間が減ると
いかにして健康に被害が及ぶのか
詳しく見ていきましょう
[①近視]
アメリカ・シンガポール・オーストリアで行われた
子供に対する一連の研究によると...
屋外でよく遊ぶ子供ほど
近視になる割合が少ないことが示されてます
(同様の傾向はサルとひよこを使った研究でも)
また
紫外線と近視の関係に絞った別の研究でも
この相関関係には因果関係があることが証明されています
で!日光が近視を予防するメカニズムは
・より鮮明な像が網膜に写し出されること
・網膜にドーパミンが分泌されること
などによって
説明できるのではないかと言われてす
※100 Million Years oh Food/Stephen Le, P184
[②アレルギー性疾患]
アレルギー性疾患とは、、
喘息・アレルギー性鼻炎・食物アレルギー・アトピーなどのこと
ここで重要な登場人物は
ビタミンDです
ビタミンDと免疫系には密接な結びつきがあり
ビタミンDの血中濃度が高い子供は
喘息になりにくいことが示されてます
で!
私たちは日光のシャワーを浴びることによって
体内でビタミンDを生成している
ってのは周知の事実ですよね⁉
※100 Million Years oh Food/Stephen Le, P190-191
[③抑うつ症状]
カナダの精神病院のうつ患者を対象にした調査によると...
日当たりの良い病室の患者の方が
日当たりの悪い病室の患者より
入院日数が平均3日間短く退院できたことが示されました
また
その他の慢性疾患(統合失調症、自閉症)と
日照時間との関連性も指摘され始めているそうです
で!これは、、
日光のシャワーを浴びることによって
体内でセロトニン生成を促している
という事実によって説明されています
※100 Million Years oh Food/Stephen Le, P185
[神尾オススメの具体的な戦略]
外出自粛中でも、、
もっと日光のシャワーを浴びましょう!!
<実践例>
・1日1回は外に出て散歩やランニングをする
(ロックダウンの指標でも許可されてます※イギリス)
・日当たりのいい場所でデスクワークをする
・外の風景が見渡せる場所でデスクワークをする
・家に最高のテラス席を増築する
etc...
[Last Word]
さて
日光に当たることの重要性はご理解いただけたと思いますが
注意点もあります
『やり過ぎ』
これは危険だということですね
(ま、大抵のことに当てはまりますよね)
普段
通勤時の間しか太陽に照らされていない人が
休日になっていきなり何時間も日光に曝されると
メラノーマという皮膚がんを引き起こすリスクを高めることも示されています
また
ビタミンDのサプリメントも
不足している人が摂取する分にはある程度の効果が確認されていますが
こちらも摂取することによってむしろアレルギーの症状を酷くするという
矛盾した報告も存在しています
ビタミンDに関しては
その他のビタミンと違ってそれ自体がホルモンなので
不足した分をサプリメントで補えば良いという
短絡的な考えは通用しないのでしょう
いずれにしても
生命の長い長い進化史を眺めれば
私たち生命は
太陽とのお付き合いがない期間は皆無ですよね
したがって
そんな太陽がもたらしてくれる恵みを拒否し続けても
健康な体でいられると考えるのは
少しばかり甘いのかもしれませんね