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2018年〜19年の間、Avanti Pressの編集によりdmenu映画及びdmenuTVで掲載された映画やドラマに関するコラムを再掲載します
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2019年9月の記事一覧

拡散、炎上……ドラマが描くネット時代「デジタル・タトゥー」

このところ、NHKのインターネットをテーマにした番組が面白い。5月22 日に放送された、水増し…

木俣冬
5年前
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やりたいことが成就しづらい今こそ共感!LGBTドラマの“好き”を貫く気持ち

2018年の4月、“性的指向も、性自認も、服装の嗜好も、自由であるということが、こんなにもド…

木俣冬
5年前
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かっこいい人たちが真面目なテーマに向き合うというかっこよさ!「なつぞら」

1961年からはじまって2019年で100作めを数えるご長寿シリーズ・朝ドラことNHKの連続テレビ小説…

木俣冬
5年前

ついに完結!朝ドラ「まんぷく」が現代へ提案したもの

朝ドラこと連続テレビ小説「まんぷく」(脚本:福田靖)が半年間全151話の放送を終えた。 イ…

木俣冬
5年前

“占い”で喝! 痛快ドラマ「ハケン占い師アタル」

木曜よる9時、「ハケン占い師アタル」(テレビ朝日)が痛快だ。タイトルを見れば、占いが関係…

木俣冬
5年前
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「家売るオンナの逆襲」が高視聴率な3つのポイント

水曜よる10時、「家売るオンナの逆襲」(日本テレビ)が人気だ。視聴率も安定している。 人気…

木俣冬
5年前
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7つのポイントで振り返る!2018年のテレビドラマとその現象

2018年発表されたドラマに関して、私が先日、某テレビ誌でベスト3として挙げた作品は、単発ものの「ワンダーウォール」(NHK)、連ドラ「義母と娘のブルース」(TBS系)、配信もの「アストラル・アブノーマル鈴木さん」(YouTube)である。 地上波ではテレビドラマの枠が減っているという声を聞くが、その分、衛星放送や配信などでドラマが誕生していたり、連ドラではない単発ドラマに秀作があったりして、3作に絞るのはかなり苦しかった。 ここでは、2018年のドラマの話題をざっくり7

平成最後の秋ドラマ総括 ホンモノの熱情と一途さに視聴熱集中!

2018年10月~12月、平成最後の秋ドラマを振り返ると、恋愛ものの復活と「今日から俺は!!」(…

木俣冬
5年前

金曜の夜を特別な時間にする「昭和元禄落語心中」3つの魅力

ドラマ10「昭和元禄落語心中」(NHK 金曜よる10時〜)は金曜の夜を特別な時間にしてくれる。 …

木俣冬
5年前

かっこいい大人の“月9”が帰ってきた! 着こなし術も見事な「SUITS/スーツ」

“月9”「SUITS/スーツ」(フジテレビ系 月曜よる9時~)は人気の海外ドラマが原作。舞台は、…

木俣冬
5年前
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“獣”とは何か? 変化する曖昧グレーから目が離せない「獣になれない私たち」

鐘の音を聴きに行く恒星(松田龍平)と晶(新垣結衣)「獣になれない私たち」日本テレビ系にて…

木俣冬
5年前

カンテレ“火9”というドラマの未来を見据えた挑戦 !「僕らは奇跡でできている」

“月9”(フジテレビ)にはじまり、“火9”(フジテレビ)、“水10”(日本テレビ)、“木9”…

木俣冬
5年前

人間賛歌があふれ出た! 夏ドラマ振り返り!! 9月に終了したドラマを総括してみ…

■様々に描かれた愛の形とは 最も求められたのは、ヒューマン・ドラマだったかと思う。 なん…

木俣冬
5年前
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「義母と娘のブルース」から目が離せない! キャリアウーマンが“開発”する未来型結婚

「読んでから見るか、見てから読むか」というのは昔、角川映画が自社の小説を映画化したときのキャッチコピーだ。ぶんか社から発行されている桜沢鈴の漫画を原作としたドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系 火曜よる10時~)の場合、まず前情報を一切入れずにドラマから観て正解だった。驚きの展開が待っていたのだ。 “ちょっとずれてる”を楽しむ 母が亡くなって3年、父・宮本良一(竹野内豊)とふたり暮らしだった小学3年生の宮本みゆき(横溝菜帆)の元に、新しい母・亜希子(綾瀬はるか)がやって