「アウトプット大全」樺沢紫苑
目標(この本から何を学びたいか)
読書をする割に、知識として生かせていないと感じる。アウトプットの仕方を学ぶことで、読んだ内容を知識として生かせるようにしていきたいと思った。
3つの学び
1.「読書感想」は「アウトプット」である。
「アウトプット」を大義にすると「運動」である。「運動」とは、書く・話す・行動するの3つに分けることができるため、「読書感想」は、書くor話すことにより「アウトプット」になる。小学校の頃、毎年読書感想文を書かされた覚えがある。あれは「アウトプット」だったようだ。
↓「読書感想」の方法は下記の3step である。↓
①「目標(何を学びたいか)」を自分に問いかける。
本を読む前に、この本から「何を学びたいか」を自分に問いかけ、書き留めることで、「選択的注意」が発動して、脳が本の名からその答えを探すようになる。
メモ)書き留めたものはすぐ目に入る場所に置いておくと、目標を見失わずにすみそう!
②3つの「学び(気づき)」を手に入れる。
その本の中から、目標を達成できるような「学び」は、何個も必要ない。3つ見つけるくらいの気持ちで読めば良い。
→『入社一年目の教科書 岩瀬大輔』⑳本は速読するな。では、本の中から大きな学びを1つ得られればいいと書かれている。
本の中から学びをたくさん得ようというする必要なく、今の自分に必要な1~3個程度の大きな学びを得ることに価値があることが分かる。
③「学び(気づき)」から「to do」を設定する。
「学び」から「to do」を設定したら、あとは行動するだけ。
行動すれば、「自己成長」。行動しなければ、「自己満足」。
2.「情報発信」はメリットばかり。
20年間情報発信を続けてきた著者の樺沢紫苑さんは、自分の経験から、情報発信をすることの、メリット・デメリットの比率は、「20:1」である。と公言している。本書では、メリットについて詳しく書かれているが、中でも意外なメリットだ!と感じたことが、「社内の評価が上がる」ということだ。しかし、匿名でこっそりやっていても社内の評価は上がらない。会社の同僚や上司にも、オープンに情報発信することで、会社内で「勉強熱心な人」などのイメージが付き、より大きい仕事を任される機会が増えるらしい。結果として評価が上がっている人の報告をたくさん聞くそうだ。
3.「アウトプット」が終わるまで次の本を読むな。
アウトプット・インプットの比率は「7:3」。「月に3冊本を読んで、アウトプットをしない人」よりも、「月に1冊読んで、1冊をアウトプットしている人」の方が、圧倒的に成長できる。とにかく「アウトプット」を意識しろ。1冊読んで「to do」が設定されたならまず行動しろ。「アウトプット」しろ。「アウトプット」が終わってないのに次の本読んでいたら、一生「自己満足」のまま。
to do
①本を読むときは「読書感想をする」。
②アウトプットが終わるまで、次の本を読まない。
③情報を発信する。
以上。