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119番つながらない!?実際に体験した緊急事態と対処法
伝えたい3つのポイント
✅119番は必ずつながるとは限らない!
✅119番につながらない場合の対処法3選を紹介
✅緊急時の選択肢と備えをしておこう
1.はじめに 119番がつながらない!
今日、仕事で扱ったイベントで救急車を呼ぶ事態が発生しました。
苦しんでいる人を一刻も早く病院に運びたい・・・。
私たち一般人ができることは、救急車を呼ぶことだけです。
しかし、今日119番に電話をしても、つながらない事態が発生したんです!
・困ったら119番
・最後の頼みは119番で救急車
しかし、コール音が鳴るばかりでなかなかつながりません。
一度電話を切り、容態が悪い方の介抱をしつつ、再び電話。
しかし、つながらない。
次は自分の携帯で119番。
液晶画面には『緊急』の文字が。
しかし、つながらない。
再度、職場の固定電話で119番したところ、3回目でようやく救急車受付の方が電話に出てくれました。
119番はつながらないことがある!
これは私に取っては衝撃でした。
考えたこともなかったからです。
そこで今回は、緊急時に119番がつながらない場合どうすればいいかを、本ブログ記事で考察していきます。
2. 119番通報がつながらない理由
119番は緊急時に欠かせない命綱ですが、実は必ずしもスムーズに通じるわけではありません。
119番通報がつながらないときは、以下のような理由があります。
① 同時多発的な通報による回線混雑
大規模な事故や災害時には、多くの通報が一度に殺到し、通信回線が混雑することがあります。
② 大規模災害の発生
地震や台風などの自然災害時は、通信インフラ自体がダメージを受ける場合もあり、119番に電話がつながりにくくなることがあります。
③ 通信障害
電話会社の障害や地域的な通信トラブルにより、119番への通話が正常に接続されない可能性もあります。
④ いたずら電話など
不正利用やいたずら電話が大量にかかっている場合、正当な通報が後回しにされるケースも指摘されています。
⑤ 救急通報が多すぎてさばき切れない
東京都では、令和5年(2023年)の救急出動件数は年間918,311件で、1日平均2,516件でした。
これは約34秒に1回の割合で救急車が出動している計算になります。
東京都に当てはめると、救急救命センターが管制塔となって全ての電話連絡を受け取っています。
しかし、救急通報が多すぎるために、全てを迅速に対応できているわけではありません。
今回私が遭遇したケースは、⑤の通報が多すぎるからでした。
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今回、救急車に同乗して、容態が悪くなった方を運びました。
その時に、救命士さんに119番がつながらなかったことをお伝えすると
「ご迷惑をかけました。最近、こういった事案が多いんです。つながらない場合は所轄の消防署に電話してください」
と言われました。
救命士さん曰く、救急出動が多すぎて、手が回らない状況が増えてきているそうです。
3. 119番につながらない時の対処法
もしも緊急時に119番がつながらない場合どうしたらいいでしょうか?
病院で容態の悪い方をご家族に引き渡してから、119番がつながらなかった場合の対処法を調べてみました。
読者の皆さまの参考になれたら嬉しいです。
① 所轄の消防署に直接電話する
最寄りの消防署に直接連絡を取り、状況を説明することで迅速な対応が期待できる場合があります。
ご自身の地域にある消防署の電話番号はご存知ですか?
あらかじめ調べて、携帯電話の連絡先に入れておくことをオススメします。
② コール音のまま待つ
一部のケースでは、コール音が鳴っている状態で待機することで、しばらくしてから接続されることもあります。
焦らず、そのまま待ってみるのも一つの手です。
③ 消防署や交番に駆け込み通報する
近くに消防署や交番がある場合、直接現地へ向かって事情を説明するのも有効な手段です。
安全を確保しながら、迅速に移動できるか判断してください。
④ 周囲の人に協力を求める
一人で対応せず、周りの同僚や近くにいる人々と協力し、状況を共有することで冷静な判断が可能になります。
⑤ 救急安心センター#7119の利用
もし119番がつながらない場合、別の専用窓口として救急安心センター#7119の存在も知っておくと良いでしょう。
地域によっては、こちらの窓口を利用できる場合があります。
それぞれの対処法には、迅速さや安全性といった面でメリット・デメリットが存在します。
状況に応じて最も適切な方法を選択するためにも、普段からの情報収集と準備が重要です。
4 まとめ
今回、119番に電話してもつながらなかったという体験は、普段から「必ずつながる」との認識に疑問を抱かせるものでした。
今回学んだことをまとめると
① 通信混雑や災害、通信障害など予期せぬ理由で通報が困難になる可能性があることを知っておく。
②緊急連絡先として、消防署や交番への直接連絡、または救急安心センター#7119の利用など、複数の手段を下調べしておく。
③緊急時に備えて、家族や職場で連絡先や対応方法を共有し、応急処置の知識や地域情報、非常用持ち出し袋の準備など日頃からの対策が重要。
備えあれば憂いなし
使い古された言葉ですが、実際にトラブルに巻き込まれると、言葉の重みを感じました。
緊急時には予期せぬトラブルが発生する可能性があります。
私が今回体験したことが、皆さん自身や大切な人々の安全を守るための一助となれば幸いです。
緊急時においても、正しい知識と冷静な判断が、何よりも頼もしい「備え」となります。
この記事を読んだ皆さんも、万が一に備え、日頃の準備を振り返るきっかけになれば嬉しいです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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