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紹介したいnote記事「三角形のうた」
冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「三角形のうた」という記事を紹介します。
愛
友情
裏切り
人生は夢
あるいは幻
聴こえるのは
ノラ猫死んだと
悪党どもの合唱団
魂の闇の水先案内人
心優しき皮肉屋にして
ときには仁義なき毒舌家
人生は猫の夢のように儚い
消えゆく猫の夢を追いかけて
息を吐くように詩を書いている
詩全体が直角三角形になっていて、とてもユニークです。言葉だけでなく、造形も芸術作品にしてしまおうと言う発想ですね。
まるで絵画を見ているようです。最初が一文字から始まり、一文字ずつ増えていくわけですが、この逆も出来ますね。一文字ずつ減っていき、最後が一文字で終わるように。
冬月さんはいつも「人生」を題材にする事が多いように思えます。そして、人生に対してネガティブな印象を持っているようにも感じます。
芸術家と言うのは一般的に「やりきれない感情を作品に込める」のではないかと思います。「芸術は爆発だ!」って感じにですね。
その際に「他人の評価」なんて気にしません。だって「自分が表現したい」と言うのが動機なわけですから。
この辺が、私が芸術家になれない理由かなと思ったりします。
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